皮膚呼吸/Mr.Children

(と、あるひ)

と、ある日

(こめかみのおくからこえがして)

顳顬の奥から声がして

(「それでまんぞくですか？」って)

「それで満足ですか？」って

(たずねてきた)

尋ねてきた

(じょうだんだろう！？もうためさないでよ)

冗談だろう！？もう試さないでよ

(じぶんさがしにむちゅうでいられるような)

自分探しに夢中でいられるような

(こどもじゃない)

子供じゃない

(なまいきだったぼくならなんてこたえてるんだろう？)

生意気だった僕ならなんて答えてるんだろう？

(あぁせかいはあまりにもおおきい)

あぁ世界はあまりにも大きい

(しんこきゅうしてそらをみあげてかぜにふかれて)

深呼吸して空を見上げて風に吹かれて

(いつからかすなにうめたかんじょうを)

いつからか砂に埋めた感情を

(まだなまがわきのこうかいをかみしめる)

まだ生乾きの後悔を噛み締める

(ｉ’ｍｏｎｌｙｄｒｅａｍｉｎ’，)

I'm only dreamin',

(ｂｕｔｉ’ｍｏｎｌｙｂｅｌｉｅｖｉｎ’)

but I'm only believin'

(ｉｃａｎ’ｔｓｔｏｐｄｒｅａｍｉｎ’)

I can't stop dreamin'

(このままかわっちまうことなどこわがらずに)

このまま変わっちまう事など怖がらずに

(まだゆめみてたいのに・・・)

まだ夢見てたいのに・・・

(こうかしたはどなりごえにもにたおとがして)

高架下は怒鳴り声にも似た音がして

(ときがもうすぴーどでぼくをおいこしていった)

時間が猛スピードで僕を追い越して行った

(いみもなくはしってたいつだってひっしだったな)

意味もなく走ってたいつだって必死だったな

(むかしのぼくをうらめしくなつかしくもおもう)

昔の僕を恨めしく懐かしくも思う

(でも)

でも

(ひふこきゅうしてむがむちゅうでからだじゅうにとりいれた)

皮膚呼吸して無我夢中で体中に取り入れた

(かすかなさんそがいまのぼくをつくってるそうしんじたい)

微かな酸素が今の僕を作ってるそう信じたい

(ｉ’ｍｏｎｌｙｄｒｅａｍｉｎ’，)

I'm only dreamin',

(ｉｃａｎ’ｔｓｔｏｐｄｒｅａｍｉｎ’)

I can't stop dreamin'

(ｂｕｔｉ’ｍｏｎｌｙｂｅｌｉｅｖｉｎ’)

but I'm only believin'

(このまませつなさにいきがつまったときが)

このまま切なさに息が詰まったときが

(それをためすとき)

それを試すとき

(しゅつりょくがちいさなただただふるいだけのぎたーの)

出力が小さなただただ古いだけのギターの

(そのおとこそひずむことないぼくのあわくあおいねがい)

その音こそ歪むことない僕の淡く蒼い願い

(さすてぃんはふじゅうぶんでいまにもきえそうであっても)

サスティンは不十分で今にも消えそうであっても

(ぼくにしかだせないとくべつなおとがある)

僕にしか出せない特別な音がある

(きっときっと)

きっときっと

(ｉ’ｍｓｔｉｌｌｄｒｅａｍｉｎ’)

I'm still dreamin'

(むがむちゅうでからだじゅうにとりいれた)

無我夢中で体中に取り入れた

(かすかなゆうきがあすのぼくをつくってくそうしんじたい)

微かな勇気が明日の僕を作ってくそう信じたい

(ｉ’ｍｓｔｉｌｌｄｒｅａｍｉｎ’，)

I'm still dreamin',

(ｂｕｔｉ’ｍｓｔｉｌｌｂｅｌｅａｖｉｎ’)

but I'm still beleavin'

(ｉｃａｎ’ｔｓｔｏｐｄｒｅａｍｉｎ’)

I can't stop dreamin'

(このままくるしみにいきがつまったときも)

このまま苦しみに息が詰まったときも

(またすがたかえながら)

また姿変えながら

(そうきょうもじぶんをためすとき)

そう今日も自分を試すとき