アンハッピーアリス

(よわくちからのないあなたへ)

弱く力の無いあなたへ

(ひとつちからあたえてしんぜましょう)

ひとつ力与えてしんぜましょう

(よくもわるくもかわれるでしょう)

良くも悪くも変われるでしょう

(まるでゆめのようなまほう)

まるで夢のような魔法

(りあるをさまよってるありす)

現実(リアル)を彷徨ってるアリス

(おかえりここはゆめのなか)

おかえり ここは夢の中

(りそうのじぶんになりたいなら)

理想の自分になりたいなら

(おもいどおりにすればいい)

思い通りにすればいい

(いじめてきたしゅはんかくはへどろのうみにしずめて)

いじめてきた主犯格は紅茶(ヘドロ)の海に沈めて

(うらぎられたともだちならはりつけにして)

裏切られた友達なら磔にして

(ゆめとりあるのくべつさえ)

夢と現実(リアル)の区別さえ

(どろどろにとかしきって)

ドロドロに溶かし切って

(もうにどともどれなくなるほどに)

もう二度と戻れなくなる程に

(たのしいてぃーたいむを)

楽しいティータイムを！

(さぁごらんじゃまものはきえさって)

さぁ、御覧！邪魔者は消え去って

(ただしいのはただひとりきみがこのせかいのるーる)

正しいのはただ一人君がこの世界のルール

(さとうとしおをまちがえたって)

砂糖と塩を間違えたって

(ゆびさきひとつでほらなにもかもがおもいどおりに)

指先ひとつでほら何もかもが思い通りに

(だからこれからさきずっと)

だからこれから先ずっと

(もうどこにもにげちゃだめだよ)

もうどこにも逃げちゃダメだよ

(りそうをちまよってるありす)

理想を血迷ってるアリス

(おかえりこれがげんじつだ)

おかえり これが現実だ

(りそうのじぶんになりたいなら)

理想の自分になりたいなら

(じぶんのちからでやりな)

自分の力でやりな

(いじめられたげんいんならぜんぶおまえにあるだろう)

いじめられた原因なら全部お前にあるだろう？

(うらぎられたしんじたほうがわるいのさ)

裏切られた？信じた方が悪いのさ

(ゆめとげんじつのくべつさえつかなくなったぐずには)

夢と現実の区別さえつかなくなった愚図には

(とりかえしがつかなくなるほど)

取り返しがつかなくなる程

(おそろしいばつをくだそう)

恐ろしい罰を下そう

(さあごらんじゃまものはおまえだ)

さあ、御覧！邪魔者はお前だ

(しょせんゆめのなかでしかいきがれないおくびょうもの)

所詮夢の中でしかいきがれない臆病者

(さとうのようにあまいだなんて)

砂糖のように甘い! だなんて

(くさいせりふがでるほど)

臭いセリフが出るほど

(あますぎるそのふはいしゅう)

甘すぎるその腐敗臭

(くびをはねられたくなければ)

首をはねられたくなければ

(もうどこにもにげちゃだめだよ)

もうどこにも逃げちゃダメだよ

(ゆめとりあるのはざまの)

夢とリアルの狭間の

(あくうかんのあなから)

亜空間の穴から

(はいあがれなくて)

這い上がれなくて

(きみはいったいどこにいるの)

君は一体どこにいるの？

(さぁごらんじゃまものはだれだ)

さぁ、御覧　邪魔者は誰だ？

(きみがいなくなったせかいがへいわをとりもどした)

君がいなくなった世界が平和を取り戻した

(つかいふるしたてぃーばっぐが)

使い古したティーバッグが

(いつのまにかひからびていた)

いつの間にか干からびていた…。

(そしてさぁごらんこのゆめはだれのだ)

そして さぁ、ご覧！この夢は誰のだ？

(きみをにくむだれかのてがおまえをにぎりつぶした)

君を憎む誰かの手がお前を握り潰した

(だからあれほどいったのに)

だからあれほど言ったのに

(もうどこにもにげちゃだめだと)

もうどこにも逃げちゃダメだと…