プライマリーフェイス

(かぜにまうしずけさをどこかなつかしみ)

風に舞う静けさを　何処か懐かしみ

(つねにうつりかわるきせつにこころをかさね)

常に移り変わる季節に　心を重ね

(いつもわらっていてときにないてみて)

【いつも笑っていて　時に泣いてみて

(こまったかおみせてなまえよんで)

困った顔魅せて　名前呼んで】

(てとてつないだりかぜをかんじたり)

【手と手繋いだり　風を感じたり

(かわをおよいだりだきしめるの)

川を泳いだり　抱きしめるの】

(おいこされてゆくせかいのすべては)

【追い越されてゆく　世界の全ては

(あなたがここまであゆんだきせき)

アナタが此処まで　歩んだキセキ】

(こえをかけたくてこえをかけれなくて)

【声をかけたくて　声をかけれなくて

(どこかさびしくて)

何処か寂しくて】

(あめのひぬれながらむりやりえがおうかべ)

雨の日濡れながら　無理遣り笑顔浮かべ

(とどかないこえかけてみる「だいじょうぶ？」なんて)

届かない声かけてみる「大丈夫？」なんて

(かぜをいわうおさないすがたにはすこしふあんげなこえ)

風を祝う幼い姿には　少し不安げな声

(そんなときはおもいだしてごらんいつものゆめ)

そんな時は　思い出してごらん　何時もの夢

(かぜのいぶききぎのゆらぎこはるにいろづくやさしさをほら)

風の息吹　木々の揺らぎ　小春に色づく優しさをほら

(ちいさなゆびさきにはきえることのないやさしいぬくもり)

小さな指先には　消える事の無い優しい温もり

(すれちがいゆきどまりあゆむこのきせき)

すれ違い行き止まり　歩むこのキセキ

(なみだながしたあなたのために「おかえりなさい」)

涙流したアナタの為に　「おかえりなさい」

(しんじられなくてあきらめたくなって)

【信じられなくて　諦めたくなって

(こんなきせきなんてやくたたずで)

こんなキセキなんて　役立たずで】

(ゆめとおもっていたあきらめかけてた)

【夢と思っていた　諦めかけてた

(あなたのところにいま「ただいま」)

アナタのところに　いま「ただいま」】

(まなつのはれたひもこころははれのちあめ)

真夏の晴れた日も　心は晴れのち雨

(どこかふあんなよこがおにこえもかけれず)

何処か不安な横顔に　声もかけれず

(かぜをいわうやさしいすがたはまよいをふりきるかね)

風を祝う優しい姿は　迷いを振り切る鐘

(こころぬらすつめたいあめだけどどこかあたたかい)

心濡らす　冷たい雨だけど　何処か暖かい

(かぜのしらべもりのにおいすべてがはじまるあのころをほら)

風の調べ　森の匂い　全てが始まるあの頃をほら

(てをとりすすみましょうどこまでもつづくものがたりのもとへ)

手を取り進みましょう　何処までも続く物語の元へ

(あめもやがてはやみあしたにひかりがさす)

雨もやがては止み　明日に光が射す

(かぜをいわいだいちをうるおしていつかはなさかかすの)

風を祝い　大地を潤して　何時か花咲かすの

(あたらしくふくかぜにそっとみみすませ)

新しく吹く風に　そっと耳すませ

(いまはめのまえのしあわせによりかかりましょう)

今は目の前の幸せに　寄りかかりましょう

(つよいふりをしてよわさをかくして)

【強い振りをして　弱さを隠して

(だいじょうぶだなんてうそついてた)

大丈夫だなんて　嘘ついてた】

(あきらめたくないにげだしたくない)

【諦めたくない　逃げ出したくない

(じぶんのことからしんじたいの)

自分の事から　信じたいの】

(あしたははれけのきのうこれからのきせき)

明日はハレ　ケの昨日　これからのキセキ

(かわることのないおもいいだいてあるいていきましょう)

変わる事の無い　思い抱いて　歩いて行きましょう

(わらいあうときもいかりあうときも)

【笑い合う時も　怒り合う時も

(どんなときにでもなまえよんで)

どんな時にでも　名前呼んで】

(さよならなんてないおわることもない)

【サヨナラなんてない　終わる事も無い

(つたうしあわせに「ありがとう」と)

伝う幸せに　「ありがとう」と】

(うめつくしていくせかいのすべては)

【埋め尽くして行く　世界の全ては

(あなたがここまでえらんだきせき)

アナタが此処まで　選んだキセキ】

(いままでのこともこれからのこともわらいあえるよね)

【今までの事も　これからの事も　笑い合えるよね】