悶

(さいていなめざめでした)

最低な目覚めでした

(それはきみのせいなんだけど)

それは君の所為なんだけど

(ゆめからさめてないみたいで)

夢から醒めてないみたいで

(ああやるせないよな)

嗚呼　遣瀬ないよな

(あめでぬれてめのまえのまちさえ)

雨で　濡れて　目の前の　街さえ

(みえなくなっていた)

見えなくなっていた

(すうかげつのことさえも)

数ヶ月のことさえも

(わたしのじんせいとしてしまう)

私の人生としてしまう

(それはなにいろですか)

それは何色ですか？

(かなしみのあおいろ)

哀しみの　青色

(またはなみだのすきとおるようないろか)

または涙の透き通るような色か

(わからなくなったよ)

解らなくなったよ

(あきれてわたしだけが)

呆れて　私だけが

(さよならといってしまえば)

サヨナラと言ってしまえば

(それだけでおわってしまうようなかんけいで)

それだけで終わってしまうような関係で

(わすれていくだけの)

忘れて行くだけの

(おもいでとかは)

思い出とかは

(もうここにはないけど)

もう　ここには　無い　けど

(さのうがもうあきらめている)

左脳がもう諦めている

(ふかのうがそうまとうをまとって)

不可能が走馬灯を纏って

(まちつづけている)

待ち　続けている

(かなしみのかわをはいで)

悲しみの　皮を剥いで

(ああもうどうでもいいよ)

嗚呼もう　どうでもいいよ

(ぜんぶくだらないよ)

全部　くだらないよ

(ああもうどうでもいいよ)

嗚呼もう　どうでもいいよ

(ほんとうくだらないよ)

本当　くだらないよ

(まちがうことはだめです)

間違うことはだめです

(そのはじでたちまちわたしたじたじ)

その恥で　忽ち　私　タジタジ

(でもこのてだけを)

でもこの手だけを

(のばしてしまったいまも)

伸ばしてしまった　今も

(しんでしまったの)

死んでしまったの？

(ほかのかちもふかちなしなの)

他の価値も　不可知な死なの？

(そいつはいまも)

そいつは今も

(わたしをむしばむのろいみたい)

私を蝕む　呪いみたい

(でもそのいたみが)

でも　その痛みが

(ここちよくて)

心地よくて

(あさめざめたときに)

朝、目覚めた　時に

(だれもいなくてわたしは)

誰もいなくて　私は

(かなしくてなみだがほほをつたいひとすじになる)

哀しくて　涙が　頬を伝い　一筋になる

(あっけなくおわっていってしまうような)

呆気なく　終わって行って　しまうような

(つれづれはむじょうなんだね)

徒然は　無常　なんだね

(そうやってしっていくんだね)

そうやって　知って　行くんだね

(やってられないわ)

やってられないわ！

(さよならといってしまえば)

サヨナラと言ってしまえば

(それだけでおわってしまうようなかんけいで)

それだけで終わってしまうような関係で

(わすれていくだけの)

忘れて行くだけの

(おもいでとかは)

思い出とかは

(もうここにはないけど)

もう　ここには　無い　けど

(さのうがもうあきらめている)

左脳がもう諦めている

(ふかのうがもうすぐそこまできて)

不可能がもう　すぐそこまで　来て

(わらっててをふって)

笑って　手を振って

(かなしみにさよならといった)

悲しみに　サヨナラと言った

(ああもうどうでもいいよ)

嗚呼もう　どうでもいいよ

(ぜんぶくだらないよ)

全部　くだらないよ

(ああもうどうでもいいよ)

嗚呼もう　どうでもいいよ

(ぜんぶくだらないよ)

全部　くだらないよ