Uprising Ideology

(さあ！せかいを！ひっくりかえせ！！)

さあ！世界を！ひっくり返せ！！

(ちをはいつくばるものども)

地を這い蹲るものども

(そうおまえだおまえたち)

そう　お前だ　お前たち

(おまえのなまとはそこだけに)

お前の生とは　そこだけに

(しばられつづけていいものなのか？)

縛られつづけていいものなのか？

(ほらみわたしてみれば)

ほら　見渡してみれば

(みぎもひだりもぜんぶ)

右も左も　全部

(おまえにとってねたましくも)

お前にとって　妬ましくも

(きにいらないものたちばかりさ)

気に入らないものたちばかりさ

(おもいえがけ)

思い描け

(おもいあがけ)

思い足掻け

(おまえのにくきもののなをよべ)

お前の憎きものの名を呼べ

(おもいだせ)

思い出せ

(おもいあがれ)

思い揚れ

(おまえがかつていだいたかんじょう)

お前がかつて抱いた感情

(それがおまえのいでおろぎーだろう？！)

それがお前の正義だろう？！

(ちを！はいつくばるものども！)

地を！這い蹲るものども！

(そう！おまえだ！そうおまえたち！)

そう！　お前だ！　そうお前たち！

(おまえのなまとはそこだけに)

お前の生とは　そこだけに

(しばられつづけているものなのか！)

縛られつづけているものなのか！

(そらをねめ)

空を睨め

(そらをこがせ)

空を焦がせ

(おのれのこころをふるいおこせ)

己の心を奮い起こせ

(てんをさらえ)

天を攫え

(てんをつかめ)

天を攫め

(おまえがゆるされないせかいなど)

お前が許されない世界など

(ひとおもいにこわしてやれ！)

一思いに壊してやれ！

(こざをかくものたちを)

胡座をかく者たちを

(さあひきずりおとせ！)

さあ引き摺り落とせ！

(まもるべきものになにの)

守るべきものに何の

(かちなどないとおしえこめ)

価値などないと教え込め

(そうだ！てんをくじき)

そうだ！天を挫き

(そしてこのちをてんとなせ)

そしてこの地を天と為せ

(そのしはいがえいえんではないと)

その支配が永遠ではないと

(いましらしめろ)

いま知らしめろ

(それがおまえのいでおろぎーだろう！？)

それがお前の大義だろう！？

(かわいよかわいわがみかわいいたいせつなものを)

かわいよかわい我が身かわいい大切なものを

(まもりたいおまえがまもりたいものなんて)

まもりたいお前が守りたいものなんて

(いちやひとよのうちにきえてしまうさ)

一夜ひとよの内に消えてしまうさ

(おまえはけしてすくわれないさおまえはけして)

お前はけして救われないさお前はけして

(うかばれないさだからおまえはこわすしかないおまえをとりかこむものすべてを)

浮かばれないさだからお前は壊すしかないお前を取り囲むもの全てを

(このよはるつぼきょうたんのるつぼ)

この世は坩堝　驚嘆の坩堝

(ちをはいてんをのろうがいい)

地を這い天を呪うがいい

(このよはこつぼひあいのこつぼ)

この世は肥壷　悲哀の肥壷

(したからうえをうがつがいい)

下から上を穿つがいい

(まわれよまわれせかいよまわれ)

回れよ廻れ　世界よ廻れ

(てんちゆうようせいしむよう)

天地有用静止無用

(まわれよまわれじょうきよまわれ)

回れよ廻れ　常軌よ廻れ

(きょうきがしょうきひねりぎれ)

狂気が正気捻り切れ

(くずせよくずせちつじょをくずせ)

崩せよ崩せ　秩序を崩せ

(けんいをすべてかこにしろ)

権威を全て過去にしろ

(くずせよくずせすべてをくずせ)

崩せよ崩せ　全てを崩せ

(それがりばーすいでおろぎー！)

それがリバース・イデオロギー！

(おまえのあしたはどこにある？！)

お前の明日はどこにある？！

(なにもかもこのままで・・・・・・)

何もかもこのままで……

(そうおもってしまっただろう？)

そう思ってしまっただろう？

(それがすべてあやまりなのだ)

それが全て誤りなのだ

(おまえがかつていだいた)

お前がかつて抱いた

(あこがれみちるうるわしきせかい)

憧れ満ちる麗しき世界

(いったいどれほどのかち)

一体どれほどの価値

(どれほどのこうふくがまつだろうな)

どれほどの幸福が待つだろうな

(いだくおもいをいま)

抱く思いをいま

(かたちにせずままにしていきるなど)

形にせずままにして生きるなど

(これがおまえのいきる)

これがお前の生きる

(ありのままのせかいのすがたなのか！？)

ありのままの世界の姿なのか！？

(さあ！)

さあ！

(なにもかわらぬひびなど)

何も変わらぬ日々など

(すべてたたきつぶせ！)

全て叩き潰せ！

(あしたもそのばにいられると)

明日もその場にいられると

(おもうなとおしえこめ)

思うなと教え込め

(そうだ！そらをくだき)

そうだ！空を砕き

(そしてこのちをてんとなせ)

そしてこの地を天と為せ

(そのえいがのしゅうえんを)

その栄華の終焉を

(いまそのてでしらしめろ)

いまその手で知らしめろ

(なぜととうことなどなく)

何故と問うことなどなく

(いかりをときはなて)

怒りを解き放て

(はるかてんのいただきまで)

遥か天の頂まで

(そのこえをひびかせろ)

その声を響かせろ

(そうだ！てんをくじき)

そうだ！天を挫き

(そしてこのちをてんとなせ)

そしてこの地を天と為せ

(さけべおまえのもとめる)

叫べお前の求める

(ぎゃく、ぎゃく、ぎゃくをと！！)

逆、逆、逆をと！！

(どんないたみにもわらっていろ)

どんな痛みにも笑っていろ

(くじけたぶんだけつよさをませ)

挫けた分だけ強さを増せ

(なにもいたむなただまえをむけ)

なにも悼むなただ前を向け

(なげくものなどわらいとばせよ)

嘆くものなど笑い飛ばせよ

(まもりをすてなぐりとばすのだ)

護りを捨て殴り飛ばすのだ

(ちかいをたてればすべてやぶれ)

誓いを立てれば全て破れ

(いのりもねがいにもすがるなく)

祈りも願いにも縋るなく

(それがおまえのいでおろぎーだ！)

それがお前の正義だ！

(さあ！せかいを！ひっくりかえせ！！)

さあ！世界を！ひっくり返せ！！