長文3
問題文
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(なんきょくのこおりのしたには、すうひゃくまんねんまえのくうきがとじこめられている。)
南極の氷の下には、数百万年前の空気が閉じ込められている。
(けんきゅうしゃたちはこおりをほりだし、そのなかのきほうをぶんせきすることで、)
研究者たちは氷を掘り出し、その中の気泡を分析することで、
(かこのちきゅうのきこうをしらべているのだ。)
過去の地球の気候を調べているのだ。
(こおりのそうは、いわば「ちきゅうのねんりん」ともいえる。)
氷の層は、いわば「地球の年輪」ともいえる。
(きんねんのけんきゅうでは、こおりのふかいそうからみちのせいぶつがはっけんされることもある。)
近年の研究では、氷の深い層から未知の生物が発見されることもある。
(ひかりのとどかないごっかんのせかいでも、いきものがいきのこっているというじじつは、)
光の届かない極寒の世界でも、生き物が生き残っているという事実は、
(じんるいのそうぞうをこえている。)
人類の想像を超えている。
(もしそのかんきょうがさいげんできれば、)
もしその環境が再現できれば、
(いりょうやうちゅうかいはつにもおうようできるかもしれない。)
医療や宇宙開発にも応用できるかもしれない。
(ただし、こおりがとけつづけるいまのちきゅうでは、)
ただし、氷が溶け続ける今の地球では、
(そのきろくがうしなわれつつある。)
その記録が失われつつある。
(こおりがきえれば、わたしたちはちきゅうのれきしのいちぶを、)
氷が消えれば、私たちは地球の歴史の一部を、
(えいえんにうしなってしまうだろう。)
永遠に失ってしまうだろう。