気が遠くなる長文

・スマホ向けフリック入力タイピングはこちら
※アプリのインストールが必要です。
・PC向けタイピングはこちら
タブレット+BlueToothキーボードのプレイもこちらがオススメです!
Webアプリでプレイ
投稿者投稿者茜鳥 あかどりいいね0お気に入り登録
プレイ回数4難易度(4.2) 3622打 長文 長文モードのみ
あまりおすすめしません

関連タイピング

問題文

ふりがな非表示 ふりがな表示
(いいですか、おちついてきいてください。) いいですか、落ち着いて聞いてください。 (これはけっしてじょうだんでも、えいぷりるふ) これは決して冗談でも、エイプリルフ (ーるのうれのこりでもありません。わたしたち) ールの売れ残りでもありません。私たち (がちょくめんしているのは、ちきゅうきぼの、い) が直面しているのは、地球規模の、い (や、うちゅうのぶつりほうそくのこんかんをゆるが) や、宇宙の物理法則の根幹を揺るが (すだいもんだいなのです。そう、なにをかくそう) す大問題なのです。そう、何を隠そう (「しろいふくをきているひにかぎって、かれ) 「白い服を着ている日に限って、カレ (ーうどんのしるがぴんぽいんとでむなもとに) ーうどんの汁がピンポイントで胸元に (はねてくるげんしょう」についてです。) 跳ねてくる現象」についてです。 (きのう、わたしはおきにいりの、それこそじゅん) 昨日、私はお気に入りの、それこそ純
(しろの、いってんのくもりもないほわいとこ) 白の、一点の曇りもないホワイト・コ (っとんしゃつをきていました。そのときの) ットンシャツを着ていました。その時の (わたしは、かみのしゅくふくをうけたかのようにかがやい) 私は、神の祝福を受けたかのように輝い (ていたはずです。しかし、くうふくにまけ) ていたはずです。しかし、空腹に負け (たわたしは、ふよういにもきんじょのうどんやの) た私は、不用意にも近所のうどん屋の (のれんをくぐってしまった。それがすべ) 暖簾をくぐってしまった。それがすべ (てのひげきのはじまりだったのです。めにゅ) ての悲劇の始まりだったのです。メニュ (ーひょうをひらいたしゅんかん、わたしのもうまくにとびこみ) ー表を開いた瞬間、私の網膜に飛び込 (んできたのは「てんちょうとくせい!のうこうすぱい) んできたのは「店長特製!濃厚スパイ (すかれーうどん」のもじ。そのとき、わたし) スカレーうどん」の文字。その時、私
など
(ののうないあらーとはさいだいおんりょうでなりひびい) の脳内アラートは最大音量で鳴り響い (ていました。「やめろ!おまえはきょう、) ていました。「やめろ!お前は今日、 (しろいふくをきている!」「ひきかえせ!き) 白い服を着ている!」「引き返せ!き (つねうどんにしろ!」と。しかし、ひと) つねうどんにしろ!」と。しかし、人 (あいだのよくぼうとはおそろしいものです。わたしは) 間の欲望とは恐ろしいものです。私は (ほんのうのおもむくままに、かれーうどんをちゅう) 本能の赴くままに、カレーうどんを注 (ぶんしてしまいました。) 文してしまいました。 (すうふんご、めのまえにあらわれたのは、こがねいろ) 数分後、目の前に現れたのは、黄金色 (にかがやくまぐまのようなすーぷ。ゆげと) に輝くマグマのようなスープ。湯気と (ともにたちあがるすぱいすのかおりは、わたし) ともに立ち上るスパイスの香りは、私 (のりせいをかんぜんにまひさせました。わたしは) の理性を完全に麻痺させました。私は (さいしんのちゅういをはらいました。nasaののき) 細心の注意を払いました。NASAの宇 (ちゅうひこうしがどっきんぐそうさをおこなうとき) 宙飛行士がドッキング操作を行うとき (よりもしんちょうに、はしでめんをつかみました。) よりも慎重に、箸で麺を掴みました。 (1みりのぶれもゆるされない。ゆっくり) 1ミリのブレも許されない。ゆっくり (と、ほんとうにゆっくりとめんをもちあげ、) と、本当にゆっくりと麺を持ち上げ、 (くちもとへとはこぶ。そのしゅんかんでした。) 口元へと運ぶ。その瞬間でした。 (「しゅぱっ」) 「シュパッ」 (じくうがゆがんだかのようなさっかく。しかいの) 時空が歪んだかのような錯覚。視界の (はしで、いってきの、ほんとうにびしょうな、しかし) 端で、一滴の、本当に微小な、しかし (あっとうてきなそんざいかんをはなつかれーのしるが、) 圧倒的な存在感を放つカレーの汁が、 (じゅうりょくにさからってほうぶつせんをえがいたので) 重力に逆らって放物線を描いたので (す。それはまるで、いしをもったあんさつ) す。それはまるで、意思を持った暗殺 (もののように、わたしのじゅんぱくのしゃつの、ま) 者のように、私の純白のシャツの、ま (さにどまんなか、えんぶれむがししゅうされ) さにど真ん中、エンブレムが刺繍され (ているかのようなとくとうせきにちゃくだんしました。) ているかのような特等席に着弾しました。 (なぜなのか。なぜわたしたちは、かれーうど) なぜなのか。なぜ私たちは、カレーうど (んをたべるとき、どれほどけいかいしても、) んを食べる時、どれほど警戒しても、 (どれほどかみえぷろんをしんじても、その) どれほど紙エプロンを信じても、その (すきまをぬうようにしてしるをあびなけれ) 隙間を縫うようにして汁を浴びなけれ (ばならないのか。これはたんなるぐうぜんでは) ばならないのか。これは単なる偶然では (ありません。わたしはかくしんしました。かれー) ありません。私は確信しました。カレー (うどんのしるには、みちのりょうしりきがくてきせい) うどんの汁には、未知の量子力学的性 (しつがそなわっているのです。あいんしゅ) 質が備わっているのです。アインシュ (たいんのそうたいせいりろんをもってしてもせつめい) タインの相対性理論をもってしても説明 (がつかない、「かんそくしゃがしろいふくをきて) がつかない、「観測者が白い服を着て (いるとき、しるのはねるかくりつは100%) いるとき、汁の跳ねる確率は100% (にしゅうそくする」という「しゅれーでぃん) に収束する」という「シュレーディン (がーのかれーのしるりろん」がここにしょうめい) ガーのカレーの汁理論」がここに証明 (されたのです。) されたのです。 (かんがえてもみてください。くろいふくをきて) 考えてもみてください。黒い服を着て (いるひには、どれだけごうかいにめんをすす) いる日には、どれだけ豪快に麺をすす (ろうとも、しるはいってきたりともはねませ) ろうとも、汁は一滴たりとも跳ねませ (ん。さらのうえがひあがっているのではない) ん。皿の上が干上がっているのではない (かとさっかくするほど、おとなしくめんにからみ) かと錯覚するほど、大人しく麺に絡み (ついています。しかし、ひとたびにんげん) ついています。しかし、ひとたび人間 (が「きょうこそはぜったいによごさないぞ」と) が「今日こそは絶対に汚さないぞ」と (けついし、くろーぜっとからさいこうきゅうのしろ) 決意し、クローゼットから最高級の白 (しゃつをえらびだしたそのしゅんかん、せかいじゅうの) シャツを選び出したその瞬間、世界中の (かれーうどんがいっせいにめをさますので) カレーうどんが一斉に目を覚ますので (す。かれらはねっとわーくでつながってい) す。彼らはネットワークで繋がってい (ます。5gかいせんよりもはやく、わたしたちの) ます。5G回線よりも速く、私たちの (ふくそうのじょうほうをきょうゆうしているにちがいありません。) 服装の情報を共有しているに違いありません。 (このままでは、じんるいのいしょくじゅうのばらん) このままでは、人類の衣食住のバラン (すはほうかいします。わたしたちはかれーうど) スは崩壊します。私たちはカレーうど (んをたべるために、つねにぜんらでえんげきの) んを食べるために、常にぜんらで演劇の (ぶたいにたつようなかくごをもたねばなら) 舞台に立つような覚悟を持たねばなら (なくなる。あるいは、ぜんしんをぽりぶくろで) なくなる。あるいは、全身をポリ袋で (おおい、ぼうごふくをちゃくようして、すとろーで) 覆い、防護服を着用して、ストローで (うどんをすするみらいがくるかもしれない。) うどんをすする未来が来るかもしれない。 (そんなみらいを、わたしはぜったいにみとめない。) そんな未来を、私は絶対に認めない。 (だからわたしは、ここに「せかいかれーうどん) だから私は、ここに「世界カレーうどん (たいさくほんぶ」のせつりつをせんげんします。おもな) 対策本部」の設立を宣言します。主な (かつどうないようは、しるのだんどうをよそくするai) 活動内容は、汁の弾道を予測するAI (のかいはつ、および、かれーのしるをかんぜんに) の開発、および、カレーの汁を完全に (ひくなのてくのろじーそざいのいふくのいち) 弾くナノテクノロジー素材の衣服の一 (はんかです。これいじょうのぎせいしゃをだして) 般化です。これ以上の犠牲者を出して (はならない。わたしのしろしゃつにきざまれた、) はならない。私の白シャツに刻まれた、 (あのいまわしききいろいしみは、じんるいが) あの忌まわしき黄色いシミは、人類が (しぜんかいのきょういにはいぼくしたあかしではない。) 自然界の脅威に敗北した証ではない。 (これからはじまる、ながいたたかいののろし(の) これから始まる、長い戦いの狼煙(の (ろし)なのです。) ろし)なのです。 (みなさんも、つぎにかれーうどんのまえに) みなさんも、次にカレーうどんの前に (たつときは、けっしてゆだんしないでくださ) 立つときは、決して油断しないでくださ (い。やつらはみています。あなたのうわぎ) い。奴らは見ています。あなたの上着 (のいろを、そのそざいを、そして「これく) の色を、その素材を、そして「これく (らいならだいじょうぶだろう」というこころのすきを。) らいなら大丈夫だろう」という心の隙を。 (はしをにぎるそのてに、ぜんじんるいのみらいが) 箸を握るその手に、全人類の未来が (かかっています。けんとうをいのる。) かかっています。健闘を祈る。
問題文を全て表示 一部のみ表示 誤字・脱字等の報告

茜鳥 あかどりのタイピング

オススメの新着タイピング

タイピング練習講座 ローマ字入力表 アプリケーションの使い方 よくある質問

人気ランキング

注目キーワード