蒔子とキビオ。二人は名探偵!

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投稿者投稿者動植物環境専門学校大西望いいね0お気に入り登録
プレイ回数36難易度(4.5) 300秒 長文
PCⅠのタイピングです。
前回の続きです。

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問題文

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(あるきんようびのよる、いつものこうえんで、わたしはかのじょをみつけた。) ある金曜日の夜、いつもの公園で、私は彼女を見つけた。 (まいかだ。) 舞佳だ。 (こうえんのべんちにすわり、しんこくそうにうつむいている。) 公園のベンチに座り、深刻そうにうつむいている。 (みなかったことにしようとあとずさりしたそのとき、) 見なかったことにしようと後ずさりしたその時、 (まいかがかおをあげた。) 舞佳が顔を上げた。 (「あ!まきこちゃん!」) 「あ! 蒔子ちゃん!」 (にげられない。わたしはちいさくてをふり、かのじょのとなりにすわった。) 逃げられない。私は小さく手を振り、彼女の隣に座った。 (「どうしたの?こんなじかんにひとりで」) 「どうしたの? こんな時間に一人で」 (まいかはふかくためいきをついた。) 舞佳は深くため息をついた。 (「わたしのこふくちゃんぐっずが、またなくなったの」) 「私のこふくちゃんグッズが、またなくなったの」
(こふくちゃんしろねこのきゃらくたーで、まいかはだいのふぁんだった。) こふくちゃん白猫のキャラクターで、舞佳は大のファンだった。 (「ぶかつのきがえのときはあるのに、かえるときにはきえてる。) 「部活の着替えの時はあるのに、帰る時には消えてる。 (さいしょはみんな「ものわすれじゃない?」ってからかってたけど、) 最初はみんな『物忘れじゃない?』ってからかってたけど、 (なんどもつづくから・・・・・・」) 何度も続くから……」 (「せっとう?」) 「窃盗?」 (まいかがこっくりとうなずいた。) 舞佳がこっくりとうなずいた。 (「まねーじゃーがようすをみてくれたけど、そのときはなにもおこらなくて。) 「マネージャーが様子を見てくれたけど、その時は何も起こらなくて。 (でもわたしのこふくちゃんぐっずだけが、つぎつぎと・・・・・・」) でも私のこふくちゃんグッズだけが、次々と……」 (かのじょのこえがふるえている。たいせつなものをうしなうかなしさは、わたしにもわかる。) 彼女の声が震えている。大切なものを失う悲しさは、私にもわかる。 (きびおがいなくなったら、とおもうだけでむねがくるしくなる。) キビオがいなくなったら、と思うだけで胸が苦しくなる。
など
(「いえでなやんでてもしょうがないから、さんぽにでたんだよね」) 「家で悩んでてもしょうがないから、散歩に出たんだよね」 (まいかがつづけた。「でもまきこちゃん、おねがいがあるの」) 舞佳が続けた。「でも蒔子ちゃん、お願いがあるの」 (かのじょがまっすぐにわたしをみつめる。) 彼女が真っ直ぐに私を見つめる。 (「あした、がっこうにきてくれない?なにかてがかりをみつけてほしいの」) 「明日、学校に来てくれない? 何か手がかりを見つけてほしいの」 (わたしはかたまった。ちゅうがっこうにいく?あのばしょに?) 私は固まった。中学校に行く? あの場所に? (「わたしが・・・・・・いっても・・・・・・」) 「私が……行っても……」 (そのとき、わたしのあしもとできびおがちいさくないた。) その時、私の足元でキビオが小さく鳴いた。 (「にゃー」) 「にゃー」 (まいかはきびおにきづき、えがおをみせた。「) 舞佳はキビオに気づき、笑顔を見せた。「 (「きびおちゃんもいるんだ!こんばんは!」) 「キビオちゃんもいるんだ! こんばんは!」 (まいかには、きびおのことばはふつうのなきごえにしかきこえない。) 舞佳には、キビオの言葉は普通の鳴き声にしか聞こえない。 (かのじょがきびおのあたまをなでているあいだ、きびおがわたしにこごえでささやいた。) 彼女がキビオの頭を撫でている間、キビオが私に小声で囁いた。 (「まいかはことしでた「こふくちゃん」30しゅうねんきねんぽーちをかったと) 「舞佳は今年出た『こふくちゃん』30周年記念ポーチを買ったと (いってたにゃ。あえてぶしつではなして、はんにんをおびきだすよう) 言ってたにゃ。あえて部室で話して、犯人をおびき出すよう (すすめるにゃ」) 勧めるにゃ」 (わたしはいっしゅんかんがえ、まいかにつたえた。) 私は一瞬考え、舞佳に伝えた。 (「じゃあ、まきこちゃんがくればいいじゃん!」まいかのめがかがやいた。) 「じゃあ、蒔子ちゃんが来ればいいじゃん!」舞佳の目が輝いた。 (「わたしのせいふくをかすから!」) 「私の制服を貸すから!」 (そうしてよくじつ、わたしはまいかのせいふくをかり、きびおを) そうして翌日、私は舞佳の制服を借り、キビオを (りゅっくにいれてちゅうがっこうにせんにゅうした。) リュックに入れて中学校に潜入した。
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