バナナチップスと豚骨スープの香り
| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | takeshi | 6013 | A++ | 6.3 | 95.4% | 282.7 | 1785 | 85 | 29 | 2026/08/26 |
| 2 | Par2 | 4458 | C+ | 4.5 | 97.3% | 382.6 | 1753 | 47 | 29 | 2026/08/26 |
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問題文
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(かんそうしたばななちっぷすのにおいをかぐと、とんこつらーめんのすーぷのような)
乾燥したバナナチップスの匂いを嗅ぐと、豚骨ラーメンのスープのような
(においがしますが、このにおいのしょうたいはなんなのでしょうか?)
匂いがしますが、この匂いの正体は何なのでしょうか?
(そのにおいのしょうたいは、ばななちっぷすがつくられるかていではっせいする)
その匂いの正体は、バナナチップスが作られる過程で発生する
(さんかしたしぼうさんと、ばななじたいがもつとくていのかおりせいぶん(えすてるるい、)
酸化した脂肪酸と、バナナ自体が持つ特定の香り成分(エステル類、
(かるぼにるかごうぶつ)がくみあわさったものです。ぐたいてきには、)
カルボニル化合物)が組み合わさったものです。具体的には、
(いかのようなかがくてき、ちょうりてきなよういんがかさなっています。)
以下のような化学的、調理的な要因が重なっています。
(1.あげあぶら(ここなっつおいる)のしぼうさん)
1.揚げ油(ココナッツオイル)の脂肪酸
(しはんのばななちっぷすのおおくは、ここなっつおいるやぱーむあぶらで)
市販のバナナチップスの多くは、ココナッツオイルやパーム油で
(あげられています。ここなっつおいるには、かぷりるさん、らうりんさん)
揚げられています。ココナッツオイルには、カプリル酸、ラウリン酸
(といったちゅうさしぼうさんがほうふにふくまれています。これらのしぼうさんは、)
といった中鎖脂肪酸が豊富に含まれています。これらの脂肪酸は、
(かんそうやあぶらのかねつ、さんかがすすむと、どくとくのあぶらくささや、ややけものしゅうにちかい)
乾燥や油の加熱、酸化が進むと、独特の油臭さや、やや獣臭に近い
(こくのあるにおいへとへんかします。これがとんこつすーぷのべーすにある)
コクのある匂いへと変化します。これが豚骨スープのベースにある
(にこまれたあぶらのにおいとひじょうにこくじしたせいぶんになります。)
煮込まれた脂の匂いと非常に酷似した成分になります。
(2.ばなながせいじゅく、かんそうするかていででるあおくささ、こく)
2.バナナが成熟、乾燥する過程で出る青臭さ、コク
(ばななのふるーてぃーなかおりのしゅやくはさくさんいそあみるというせいぶんですが、)
バナナのフルーティーな香りの主役は酢酸イソアミルという成分ですが、
(じつはそれいがいにもおおくのせいぶんがふくまれています。とくにばなながじゅくしたり)
実はそれ以外にも多くの成分が含まれています。特にバナナが熟したり
(かんそうさせられたりするぷろせすのなかで、かるぼにるかごうぶつや、)
乾燥させられたりするプロセスの中で、カルボニル化合物や、
(しぼうさんけいえすてるがぞうかします。これらがたんたいではなく、)
脂肪酸系エステルが増加します。これらが単体ではなく、
(ぜんじゅつのさんかしたあぶらのかおりとまざりあうことで、わたしたちののうは)
前述の酸化した油の香りと混ざり合うことで、私たちの脳は
(どうぶつせいのだしやすーぷのこくのようなにおいとしてさっかくしてしまうのです。)
動物性のダシやスープのコクのような匂いとして錯覚してしまうのです。
など
(3.かんそうによるかおりののうしゅく)
3.乾燥による香りの濃縮
(なまのばななはすいぶんがおおいため、みずみずしくあまいかおりがぜんめんにでます。)
生のバナナは水分が多いため、みずみずしく甘い香りが前面に出ます。
(しかしちっぷすにすることですいぶんがぬけ、きはつせいのたかいあまいふるーつの)
しかしチップスにすることで水分が抜け、揮発性の高い甘いフルーツの
(かおりがすこしとびます。そのけっか、あとにのこりやすいおもためのゆぶんやあみのさん、)
香りが少し飛びます。その結果、後に残りやすい重ための油分やアミノ酸、
(しぼうさんゆらいのかおりだけがぎゅっとのうしゅくされるため、ふくろをあけたしゅんかんに)
脂肪酸由来の香りだけがギュッと濃縮されるため、袋を開けた瞬間に
(「おや、とんこつすーぷ?」とかんじるような、のうこうなじゃんくかんのあるにおい)
「おや、豚骨スープ?」と感じるような、濃厚なジャンク感のある匂い
(としてはなにとどくようになります。)
として鼻に届くようになります。
(ばななちっぷすがいたんでいるわけではなく、あぶらとかじつのせいぶんがおりなす)
バナナチップスが痛んでいるわけではなく、油と果実の成分が織りなす
(かおりのかがくはんのうによるものですので、あんしんしてめしあがってください。)
香りの化学反応によるものですので、安心して召し上がってください。