〜感動系物語〜 お前が居るから、俺は... 拾一
弐桁来ましたァァァ!!!!
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問題文
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(「おいっ!おまえ、「がんばれ」ってどういういみだよ!おしえろっ!」)
「おいっ!お前、『頑張れ』ってどういう意味だよ!教えろっ!」
(おおごえでいうもんだから、ぼくはふりかえった。)
大声で言うもんだから、僕は振り返った。
(すると、かれのかおがあらわになった。)
すると、彼の顔が露わになった。
(はくはつに、ほのおのようにあかいめ。)
白髪に、炎のように赤い目。
(ひだりのかおをおおう、いたいたしいやけど。)
左の顔を覆う、痛々しい火傷。
(きゃっぷをかぶっていたりゆうはそれだったのか。)
キャップを被っていた理由はそれだったのか。
(かれはいそいできゃっぷをとり、さらにふかくかぶった。)
彼は急いでキャップを取り、更に深く被った。
(くちをとがらせながら、かおをあかくしていた。)
口を尖らせながら、顔を赤くしていた。
(でも、かおのあかみははずかしいなどではない。)
でも、顔の赤みは恥ずかしいなどではない。
(じぶんのかおのくやしさと、みられたかなしさがあった。)
自分の顔の悔しさと、見られた悲しさがあった。
(でも、ぼくがおもったのは、あわれみでも、きょうふでもない。)
でも、僕が思ったのは、哀れみでも、恐怖でもない。
(ただただ、きょうみとこうふんだった。)
ただただ、興味と興奮だった。
(ぼくはもういちどかれにちかづき、いった。)
僕はもう一度彼に近づき、言った。
(「おまえ、いいかおしてんじゃねえか。」)
「お前、いい顔してんじゃねえか。」
(いつもは、こんなわるがきのくちょうはつかわない。)
いつもは、こんな悪ガキの口調は使わない。
(でもかんじょうがたかまったときはいつもこうなってしまう。)
でも、感情が高まったときは、いつもこうなってしまう。
(ぼくはかれのてをつかんで、こういった。)
僕は彼の手を掴んで、こう言った。
(「きみのいえいきたい。だめだったらぼくのいえきて。」)
「君の家行きたい。駄目だったら僕の家来て。」
(ぼくはたのしさがかくせなくて、すぐにじぶんのいえにむかった。)
僕は楽しさが隠せなくて、すぐに自分の家に向かった。
(「は?なんでいかなきゃいけないんだよ!」)
「は?なんで行かなきゃいけないんだよ!」
など
(「おいっ!ひとのはなしきけって!」)
「おいっ!人の話聞けって!」
(きょひけんはない。)
拒否権は無い。
(ぼくはいっしゅんうしろをふりむき、にかっとわらった。)
僕は一瞬後ろを振り向き、ニカッと笑った。