ケッペキショウ

(いらないきたないかんじょうなんてもういらないいやなおもいなんて)

いらない　汚い　感情なんてもう　いらない　嫌な　思いなんて

(ひとはだれもしあわせとかもとめすぎてこんなきたない)

人は誰も幸せとか求めすぎてこんな汚い

(「ひとそれぞれ」というくせしてかちかんかいかんわかちあって)

「人それぞれ」と言うくせして価値観　快感　分かち合って

(つごうわるくなればこんどは「ひとはみな」どーのこーのっていうんだ)

都合悪くなれば今度は「人はみな」どーのこーのって言うんだ

(それじゃちゃんときょうかしょでもつくりちゃんとていぎしてよ)

それじゃちゃんと教科書でも作りちゃんと定義してよ

(ひとのあるべきいきかたとかきよくただしいだんじょかんけい)

人のあるべき生き方とか清く正しい男女関係

(そうさぼくらさびしいってことばはいてはわかりあえたふりしてるだけでほんとうは)

そうさ僕ら寂しいって言葉吐いては分かり合えたフリしてるだけで本当は

(みたされることをあいとかんちがいしてなにもわかっちゃいないな)

満たされることを愛と勘違いして何も分かっちゃいないな

(だめだったんだじんるいはそれはとうにとうにておくれで)

ダメだったんだ人類は　それはとうにとうに手遅れで

(どうなったってほんのうはつごうよくはちょうあわせていく)

どうなったって本能は都合良く波長合わせていく

(よごれちゃったかんじょうにこころはもういしのようで)

汚れちゃった感情に心はもう石のようで

(もとめあいのさんじょうにもうきたないさわらないで)

求め合いの惨状にもう汚い触らないで

(かなしいはなしさっきからもうかたりっぱなしどーゆーつもり？)

悲しい話　さっきからもう語りっぱなしどーゆーつもり？

(ちゃかしひやかしあきたらもうわらいはなしなんておかしい)

茶化し冷やかし飽きたらもう笑いは無し　なんておかしい

(かたちばかりきにしすぎてまさにかたきみてるみたい)

形ばかり気にしすぎてまさに敵(かたき)見てるみたい

(かなりやばいあたまのなかもうたらりたらりどぅーぱっぱらぱ)

かなりやばい頭の中もう　タラリタラリドゥーパッパラパ☆

(そうさぼくらいつもよくにどくされてはてにいれてはすぐにあきてほうりだしてさ)

そうさ僕らいつも欲に毒されては手に入れてはすぐに飽きて放り出してさ

(そしてまたつぎのおもちゃをみつけいうんだ「きみしかいないんだ」)

そしてまた次のおもちゃを見つけ言うんだ「君しかいないんだ」

(やっぱそんなもんじゃんかしょせんにんげんなんてりこしゅぎで)

やっぱそんなもんじゃんか　所詮人間なんて利己主義で

(ぼくらだってそうなんだきたないいろにそまってくんだ)

僕らだってそうなんだ　汚い色に染まってくんだ

(さめきったみたいなんだぎぜんなんてもうみたくないし)

冷めきったみたいなんだ　偽善なんてもう見たくないし

(だからいっそないたってほらもうちかづかないでよ)

だからいっそ泣いたって　ほらもう近づかないでよ

(よるはあふれるゆめえがいてあさはひかるきぼういだいて)

―夜は溢れる夢描いて――朝は光る希望抱いて―

(きよくただしくまえをむいて「まって。そんなむりしないで」)

―清く正しく前を向いて―「待って。そんな無理しないで」

(なんていうひともいなくてないてもがいてべそかいて)

なんて言う人もいなくて泣いてもがいてべそかいて

(こんなおもいはなんかいめきれいずきすぎてもうなにもかもみたくないな)

こんな思いは何回目　綺麗好きすぎてもう何もかも見たくないな

(だめだったんだじんるいはそれはとうにとうにておくれで)

ダメだったんだ人類は　それはとうにとうに手遅れで

(えごばっかのせかいなんていきをすうのだってこんなんで)

エゴばっかの世界なんて息を吸うのだって困難で

(だれだってわかってんだじぶんかってだってかちなんて)

誰だってわかってんだ　自分勝手だって価値なんて

(だからくちふさいじゃってもうしらないじゃあねばいばい)

だから口塞いじゃってもう知らない　じゃあねバイバイ