漂白/あいみょん

(じゅうだいのうちにひとをなんにんあいせるかな)

10代のうちに人を何人愛せるかな

(わたしはきょうもなにかをもとめてる)

私は今日も何かを求めてる

(じゅうらいのようにしみひとつのこさずに)

従来のようにシミひとつ残さずに

(しろくしろくあらいながす)

白く白く洗い流す

(こころをやさしいあわであらいながす)

心を優しい泡で洗い流す

(あのひとはいまもあのこをわすれられず)

あの人は今もあの子を忘れられず

(しろいおはなをかわにそえる)

白いお花を川に添える

(ちいさなうそでだれかをきずつけたり)

小さな嘘で誰かを傷つけたり

(ひとはかならずこうかいする)

人は必ず後悔する

(それでもこいをしたいとおもう)

それでも恋をしたいと思う

(すきになってきらいになったり)

好きになって嫌いになったり

(やきもちやいたりきすしたり)

ヤキモチ焼いたりキスしたり

(このまちですこしあいすることをおぼえた)

この街で少し愛することを覚えた

(またあいにきてね)

また会いにきてね

(ばかばかしいほどにわたしはこいをしていたわ)

馬鹿馬鹿しいほどに私は恋をしていたわ

(きえないでいてね)

消えないでいてね

(まだまだしりたいことがあります)

まだまだ知りたいことがあります

(じゅっかいのうちになんかいあたりがあるかな)

10回のうちに何回当たりがあるかな

(わたしはきょうもなにかをもとめてる)

私は今日も何かを求めてる

(こころがやさしいなにかをもとめてる)

心が優しい何かを求めてる

(あのこがすきだったあかいこーとや)

あの子が好きだった赤いコートや

(わすれられないであったばしょ)

忘れられない出会った場所

(このまちがすこしたいせつにおもえたの)

この街が少し大切に思えたの

(またここにきてね)

またここにきてね

(ふぁいんだーごしにみえる)

ファインダー越しに見える

(わらったかおがすきでした)

笑った顔が好きでした

(わたしとのひみつは)

私との秘密は

(これからもずっとないしょね)

これからもずっと内緒ね

(あのひのようにそばにいたいのに)

あの日のようにそばにいたいのに

(であいわかれてしまうでしょう)

出会い別れてしまうでしょう

(でもねこれはきっときせきなの)

でもね、これはきっと奇跡なの

(こいしたこときすのあじすべてがものがたり)

恋したことキスの味　全てが物語

(だからきっと)

だからきっと

(またあいにきてね)

また会いに来てね

(ばかばかしいほどにわたしはこいをしていたわ)

馬鹿馬鹿しいほどに私は恋をしていたわ

(きえないでいてね)

消えないでいてね

(まだまだしりたいことがあります)

まだまだ知りたいことがあります

(どうしようもなくこころがよごれたひは)

どうしようもなく心が汚れた日は

(あのひをおもいだしてあらいながす)

あの日を思い出して洗い流す

(こころをやさしいあわであらいながす)

心を優しい泡で洗い流す