ビタースウィート

(あついよるをもとめてぬけだすごぜんれいじ)

熱い夜を求めて　抜け出す午前0時

(こんないんとろじゃあぼくはみたされないよ)

こんな前戯じゃあ僕は満たされないよ

(そしてきみをみつけたはいかぶりのうたひめ)

そして君を見つけた　灰かぶりの歌姫

(なぜかなしげなこえできみはうたうの)

なぜ哀しげな声で君は歌うの？

(ぐらすごしにすこしのあついしせんがついにくせんもえるわるいくせ)

グラス越しに少しの熱い視線。が、ついに苦戦。燃える悪い癖。

(どうしたんだいあんがいかんじない)

どうしたんだい？案外感じない？

(おまじないはいつでもきみにらんでぶー)

おまじないはいつでも、君にRendez-vous!

(ちいもていさいもかんけいないいまは)

地位も体裁も関係ない、今は

(きみだけがほしいあいらびゅー)

君だけが欲しい　"I love you"

(きえないきすをあげるきみがだれにもいけぬように)

消えない傷をあげる　君が誰にも行けぬように

(きっとほろにがいだけのこいはしなくてもいいよ)

きっとほろ苦いだけの恋はしなくてもいいよ

(さぁぼくだけにして)

さぁ、僕だけにして？

(がらすのくつをはけばきみはさんどりよんになれる)

ガラスの靴を履けば、女はサンドリヨンになれる

(こんやからこのぼくがすきにしてあげる)

今夜からこの僕が「好き」にしてあげる

(きみはすこしとまどってだけどぼくをみつめうなずいた)

君は少し戸惑って　だけど、僕を見つめ頷いた

(これはかくしんでれたらぼくのもの)

これは確信　デレたら僕のもの

(のーわんまたーずばっとゆーきみがよろこぶどれすをしたてよう)

No one matters but you　君が喜ぶドレスを仕立てよう

(ふぇありーのようになすかみわざまさにつえなくしたごっとまざーのよう)

フェアリーのように成す神技　まさに杖失くしたゴットマザーのよう

(あじがにがくてのめないならみるくをあげるよ)

味が苦くて飲めないなら　ミルクをあげるよ

(あいうぉんちゅー)

"I want you"

(きみのうたごえはそんなちいさなはこをとびこえて)

君の歌声はそんな小さな舞台を飛び越えて

(もっとせかいじゅうのこころにひびくはずだよさぁゆめはひそかに)

もっと世界中の心に響くはずだよ　さぁ、夢はひそかに

(かぼちゃのばしゃがきたらぶとうかいへのしょうたいじょう)

カボチャの馬車が来たら　舞踏会への招待状

(こんやからもうきみにはいなんてかぶらせない)

今夜からもう君に灰なんてかぶらせない

(すうぃーとじゃないびたーなこのあい)

Sweetじゃない　Bitterなこの愛

(どんのうほわいそのあいずまたかなしげにげったるっく)

Dont Know Why　そのEyesまた哀しげにGet a look

(ごぜんれいじはかめんのうらがあらわれるじかん)

ー午前0時は「仮面の裏」が現れる時間

(むかえにきた)

”迎えに来た”

(よるのめいくがとけてきみがすがおにもどってく)

夜の魔法が溶けて　君が素顔に戻ってく

(きっときみをかなしませたのはほかでもないごうよくなこのぼくだ)

きっと君を哀しませたのは　他でもない強欲なこの僕だ！

(がらすのくつはきみにすこしせのびをさせたみたい)

ガラスの靴は君に少し背伸びをさせたみたい

(つぎのよるはこころからすきといわせるよ)

次の夜は心から「好き」と言わせるよ