現在

(くらやみのなかでもがいてたうごけずに)

暗闇の中で　もがいてた　動けずに

(じぶんだけきこえるはりのおとがおもくて)

自分だけ　聞こえる　針の音が　重くて

(どれくらいのとびらを)

どれくらいの扉を

(どれくらいのきずを)

どれくらいの傷を

(どれくらいのかなしみにあめにぬれてきた)

どれくらいの悲しみに　雨に　濡れてきた

(しんじつだっててにしたものも)

真実だって手にしたものも

(みずのなかでとけだすこおりのようにつかめないの)

水の中で溶け出す氷のように　掴めないの

(みえなくなってうごけない)

見えなくなって　動けない

(でたらめがうずまいてる)

デタラメが渦巻いてる

(こんないまだから)

こんな現在だから

(のぞむあしたともにこえぼくらひとつになる)

臨む明日　共に越え　僕ら一つになる

(くるしみやとまどいがきみをおそうなら)

苦しみや　戸惑いが　君を襲うなら

(いつもぼくがそばにいるからすすめばいい)

いつも僕が側にいるから進めばいい

(よろこびのなかですこしずつとけだす)

悦びの中で　少しずつ　溶け出す

(じぶんだけとまったはりのおとがうごきだす)

自分だけ　止まった　針の音が　動きだす

(どれだけのじかんを)

どれだけの時間を

(どれくらいのおもいを)

どれくらいの思いを

(どれくらいのかくごをむねにいだいた)

どれくらいの覚悟を　胸に　抱いた

(しんじつだっててにしたものは)

真実だって手にしたものは

(ふあんのなかみうしなうこころのようにだれかをもとめ)

不安の中見失う心のように　誰かを求め

(こどくのなかをあるいていく)

孤独の中を　歩いていく

(なにをしんじなににみをよせ)

何を信じ何に身を寄せ

(わからなくなるいまだけど)

分からなくなる現在だけど

(そのねがいのさきにあるものしんじればいい)

その願いの先にあるもの　信じればいい

(さけんでもとどかなくてもみつけだすきみのこえ)

叫んでも　届かなくても　見つけだす君の声

(ひとみとじてふれるぬくもりこのそらに)

瞳閉じて触れる温もり　この空に

(おんどのないものばかり)

温度のないものばかり

(てにしてきにしていきていたって)

手にして　気にして　生きていたって

(ほんとうのしんじつかこにもいまにも)

本当の心　過去にも今にも

(ゆめにもどこにも)

夢にもどこにも

(みつからなくて)

見つからなくて

(くりかえされるようなことばかりだけどいきろいまを)

繰り返されるようなことばかりだけど生きろ　今を

(くるしくともみらいをみろひかりがあるよぜったい)

苦しくとも　未来を見ろ　ヒカリがあるよ　絶対

(そらにかざしたちいさかったてが)

空にかざした小さかった手が

(いつかだれかをすくえるならぼくはきみと)

いつか誰かを救えるなら　僕は君と

(このじだいをつよくにぎりしめる)

この時代を　強く握りしめる

(でたらめがうずまいている)

デタラメが渦巻いている

(こんないまだから)

こんな現在だから

(のぞむあしたともにこえぼくらひとつになる)

臨む明日　共に越え　僕ら一つになる

(くるしみやとまどいがきみをおそうなら)

苦しみや　戸惑いが　君を襲うなら

(いつもぼくがそばにいるからすすめばいい)

いつも僕が側にいるから進めばいい

(まえをむいて)

前を向いて