猫の惑星

(こたつのなかはねこのものすとーぶまえはねこのもの)

こたつの中は猫のもの　ストーブ前は猫のもの

(ようふくのうえはねこのものだんぼーるなかはねこのもの)

洋服の上は猫のもの　段ボール中は猫のもの

(おゆためたふろのふたのうえはねこのもの)

お湯ためた風呂の蓋の上は猫のもの

(ふとんでねているときのわきばらはねこのもの)

布団で寝ている時の脇腹は猫のもの

(きーぼーどをうつてのうえだってねこのもの)

キーボードを打つ手の上だって猫のもの

(あなたがすわったひざのうえはねこのもの)

貴方が座ったヒザの上は猫のもの

(たとえわたしがさむくてもたとえわたしがこまっても)

たとえ私が寒くても　たとえ私が困っても

(ねこがよければもんだいなしつくしつづけるあいのかたち)

猫がよければ問題なし　尽くし続ける愛の形

(ああきっとああきっとぼくらはこのよに)

ああきっと　ああきっと　僕らはこの世に

(ねこをめでていきるさだめのもとにうまれてきたものなんだろう)

猫を愛でて生きる運命の下に生まれてきた者なんだろう

(ああきっとああきっとぼくらのこのほしは)

ああきっと　ああきっと　僕らのこの星は

(ねこがうまれくるさだめをせおってまわっているんだろう)

猫が生まれ来る運命を背負って回っているんだろう

(ねこのすむほしにぼくらはいきている)

猫の住む星に僕らは生きている

(ねこのすむほしにぼくらはいきている)

猫の住む星に僕らは生きている

(ねこのすむほしにぼくらはうまれてあいにおぼれてしまったんだ)

猫の住む星に僕らは生まれて愛に溺れてしまったんだ

(ねこのすむほしにぼくらはいきている)

猫の住む星に僕らは生きている

(そふぁーでつめとぎしてもおこらない)

ソファーで爪研ぎしても怒らない

(しょうじびりびりにしてもおこらない)

障子ビリビリにしても怒らない

(といれっとぺーぱーだしきってもおこらない)

トイレットペーパー出し切っても怒らない

(とだなかってにあけてなかをあさってもおこらない)

戸棚勝手に開けて中を漁っても怒らない

(おこらないおこれない)

怒らない　怒れない

(たとえわがやをはかいしてもたとえわたしがはさんしても)

たとえ我が家を破壊しても　たとえ私が破産しても

(ねこがしあわせだったらもんだいなしぎせいいとわぬあいのきわみ)

猫が幸せだったら問題なし　犠牲厭わぬ愛の極み

(ああきっとああきっとぼくらはこのよに)

ああきっと　ああきっと　僕らはこの世に

(ねこをめでていきるさだめのもとにうまれてきたものなんだろう)

猫を愛でて生きる運命の下に生まれてきた者なんだろう

(ああきっとああきっとぼくらのこのほしは)

ああきっと　ああきっと　僕らのこの星は

(ねこがうまれくるさだめをせおってまわっているんだろう)

猫が生まれ来る運命を背負って回っているんだろう

(ああいっそああいっそぼくらのこのほしが)

ああいっそ　ああいっそ　僕らのこの星が

(ねこがしあわせにいきるためだけにまわりつづけてくれればいい)

猫が幸せに生きるためだけに回り続けてくれればいい

(ああきっとああきっとうまれたときからぼくらは)

ああきっと　ああきっと　生まれた時から僕らは

(あなたをあいするさだめをせおっていきていたんだろう)

あなたを愛する運命を背負って生きていたんだろう

(ねこのすむほしにぼくらはいきている)

猫の住む星に僕らは生きている

(ねこのすむほしにぼくらはいきている)

猫の住む星に僕らは生きている

(ねこのすむほしにぼくらはうまれてあいにおぼれてしまったんだ)

猫の住む星に僕らは生まれて愛に溺れてしまったんだ

(ねこのすむほしにぼくらはいきている)

猫の住む星に僕らは生きている

(うまれてきたんだねこのわくせいに)

生まれてきたんだ　猫の惑星に