サブリミナル・ワンステップ　一番のみ

(さぶりみなるがーる)

サブリミナルガール

(たしかにすみついている)

確かに住み着いている

(なにかしらのかんちがいを)

何かしらの勘違いを

(ひきずっている)

引き摺っている？

(もしかしてのきょうを)

もしかしての今日を

(くりかえしてはまた)

繰り返してはまた

(したりがおでせなかむけるんだ)

したり顔で背中向けるんだ

(あたしのなかはいぜんからっぽです)

あたしの中は依然空っぽです

(のこえがいまはもう)

の声が今はもう

(とぎれとぎれ)

途切れ途切れ

(えきさいてぃんぐにゅーす)

「エキサイティングニュース

(いまうけけっとったんだ)

今受けっ取ったんだ」

(ってかのじょはとびはねわらった)

って彼女は飛び跳ね笑った

(さぶりみなるなきもちが)

サブリミナルな気持ちが

(ふらふらとかんじょうせんをえがいて)

ふらふらと環状線を描いて

(しずんでいく)

沈んでいく

(おりかえしのきょうはうずをまいてくうへ)

折り返しの今日は渦を巻いて空へ

(はじけとんでどこへいくんだ)

弾け飛んで何処へ行くんだ？

(あたしはいつでもまっているの)

「あたしはいつでも待っているの

(そこにやってくるきのうを)

其処にやってくる昨日を」

(えたいのしれないいろがまぶたのうらで)

得体の知れない色が瞼の裏で

(やけにさわがしくしている)

やけに騒がしくしている

(あたりまえだよおとをこぼして)

「当たり前だよ音をこぼして

(きみのまえならひどくなけると)

君の前ならひどく泣けると

(いましたいことこえをはってそう)

今したいこと声を張ってそう

(そのすがたをのこしてよ)

その姿を残してよ」

(どうしたいもこうしたいも)

どうしたいもこうしたいも

(ほんねはくだらない)

本音はくだらない

(そのもうそうのなかでおどれおどれ)

その妄想の中で踊れ踊れ

(げしゅたるとほうかいを)

ゲシュタルト崩壊を

(おこしてしまおよ)

起こしてしまおよ

(そのりそうをふいてまわれまわれ)

その理想を吹いて廻れ廻れ