さくらしめじ「青春の唄」

(なつがすたーとをきってはしりだした)

夏がスタートを切って走り出した

(はやくてめがまわりそうだ)

早くて目が回りそうだ

(ふあんはまだたえないのに)

不安はまだ絶えないのに

(ぼくをおいていかないでよ)

僕を置いて行かないでよ

(ことばにならないなにかをつむぎだすじかんを)

言葉にならない　何かを紡ぎ出す時間を

(ただまっすぐさけびたい)

ただ真っ直ぐ叫びたい

(あたりまえにすぎていってしまうじかん)

当たり前に過ぎていってしまう時間

(すべてことばにこめる)

全て言葉に込める

(おわりがぼくらをおいこすまえに)

終わりが僕らを追い越す前に

(もういっぽふみだせるように)

もう1歩踏み出せるように

(こうかいはしたくない)

後悔はしたくない

(ほらいまをわらいとばせるように)

ほら今を　笑い飛ばせるように

(ほうかごのべるなりひびき)

放課後のベル鳴り響き

(それぞれのきょうがおわっていく)

それぞれの今日が終わっていく

(ながくなったかげみつめても)

長くなった影見つめても

(おなじひびはもどらなくて)

同じ日々は戻らなくて

(たったいちびょうでも)

たった一秒でも

(むだにできないなんていやだよ)

無駄にできないなんて嫌だよ

(このけしきをみていたい)

この景色を見ていたい

(なんどもさけぼうとどかないとしても)

何度も叫ぼう　届かないとしても

(おもいでになるまえに)

思い出になる前に

(いっしゅんをいっしゅんでおわらせたくなくて)

一瞬を一瞬で終わらせたくなくて

(おもいをつないでみたんだ)

思いを繋いでみたんだ

(あすのそらはなにいろ)

明日の空は何色

(どんないろもせいしゅんのいちぺーじ)

どんな色も青春の1ページ

(ずっとあおいまま)

ずっと青いまま

(あたりまえにすぎていってしまうじかん)

当たり前に過ぎていってしまう時間

(すべてことばにこめる)

全て言葉に込める

(ゆめをゆめでおわらせないように)

夢を夢で終わらせないように

(ぜんりょくでふみしめていこう)

全力で踏みしめていこう

(いっしんいったいなんだろう)

一進一退なんだろう

(いつまでもせいしゅんのだいいっぽ)

いつまでも青春の第1歩