おいしい給食　1話のセリフ

(きょうのめにゅーはねんがんのうみのおうじゃ、くじらのたつたあげ。)

今日のメニューは念願の海の王者、クジラの竜田揚げ。

(いつもどおりのせんぎりきゃべつがそえられている。)

いつも通りの千切りキャベツが添えられている。

(そして、あえてきゃべつかぶりのきゃべつそてー。)

そして、あえてキャベツ被りのキャベツソテー。

(めいんでぃっしゅとはべつじげんでそんざいするこっぺぱんといちごじゃむとびんぎゅうにゅう。)

メインディッシュとは別次元で存在するコッペパンとイチゴジャムと瓶牛乳。

(わすれてはならないやすらぎのしるもの、はるさめすーぷ。)

忘れてはならない安らぎの汁物、春雨スープ。

(まちがいなく、くじらをくらうがために、)

間違いなく、クジラを喰らうが為に、

(わきやくたちがじぶんのいばしょをわきまえている。)

脇役たちが自分の居場所をわきまえている。

(みごとなこんとらすと。)

見事なコントラスト。

(しょうゆによりにくのあかいろところものしろいろがまざったようすを)

醤油により肉の赤色と衣の白色が混ざった様子を

(こうようのめいしょであるならけんのたつたがわのしろいなみにうかぶもみじにみたてて)

紅葉の名所である奈良県の竜田川の白い波に浮かぶもみじに見立てて

(めいめいされたときく。)

命名されたと聞く。

(しかもこのてのしっぱいはぜっったいせいとにみせられない。)

しかもこの手の失敗はぜっったい生徒に見せられない。

(おとななら。おとななら！)

大人なら。大人なら！

(なんなくこなせるすきるだとやつらはしんじているからだ。)

難なくこなせるスキルだと奴らは信じているからだ。

(たるったるっそーす！？)

タルッタルッソース！？

(たったったったつたあげどっく！)

たったったっ竜田揚げドック！

(どうかんがえてもうまそげじゃないか)

どう考えてもうまそげじゃないか

(やめろおぉぉぉ！)

やめろおぉぉぉ！

(やめてくれぇぇぇ！！)

やめてくれぇぇぇ！！

(そんなのうまいにきまってんだろこのやろぅ)

そんなの美味いに決まってんだろ　コノヤロゥ

(ひびのこんだてはおまえたちのけんこうばらんすをかんがえて、)

日々の献立はお前たちの健康バランスを考えて、

(それこそはりのあなをとおすようなびみょうなけいさんのもとになりたっている。)

それこそ針の穴を通すような微妙な計算のもとに成り立っている。

(そこにいぶつをもちこむことはごはっとだ。)

そこに異物を持ち込むことはご法度だ。

(でも、おいしくたべたほうがみなさんよろこびますよ。)

でも、おいしく食べた方が皆さん喜びますよ。

(しつれいします。)

失礼します。