ゆらゆら

(ふとよみがえるおもいでを)

ふとよみがえる思い出を

(がむのようにかんで)

ガムのように噛んで

(くつのかかとをふんで)

靴のかかとを踏んで

(ゆらゆらゆら)

ゆらゆらゆら

(どつきのさんぐらす)

度付きのサングラス

(ぱぱのようにかけて)

パパのようにかけて

(ぽけっとにてをつっこんで)

ポケットに手をつっこんで

(ゆらゆらゆら)

ゆらゆらゆら

(ゆらゆらゆら ゆらゆらゆら)

ゆらゆらゆら ゆらゆらゆら

(ゆらゆらゆら ゆらゆらゆら)

ゆらゆらゆら ゆらゆらゆら

(しょっぱいものをたべて)

しょっぱいものを食べて

(あまいものをたべて)

あまいものを食べて

(しょっぱいものをたべる)

しょっぱいものを食べる

(ゆらゆらゆら)

ゆらゆらゆら

(ひだりあしのこゆび)

左足の小指

(たんすのかどにぶつけて)

タンスの角にぶつけて

(もんぜつしながらわらった)

悶絶しながら笑った

(ゆらゆらゆら)

ゆらゆらゆら

(ゆらゆらゆら ゆらゆらゆら)

ゆらゆらゆら ゆらゆらゆら

(ゆらゆらゆら ゆらゆらゆら)

ゆらゆらゆら ゆらゆらゆら

(やきとりやのおばさん)

焼き鳥屋のおばさん

(にいわれたことば)

に言われた言葉

(なんかくやしいけどありがとう)

なんか悔しいけどありがとう

(ゆらゆらゆら)

ゆらゆらゆら

(べるべっとのきじに)

ベルベットの生地に

(むらがるふたり)

群がる二人

(さてなにをつくろうか)

さて何を作ろうか

(ゆらゆらゆら)

ゆらゆらゆら

(ゆらゆらゆら ゆらゆらゆら)

ゆらゆらゆら ゆらゆらゆら

(ゆらゆらゆら ゆらゆらゆら)

ゆらゆらゆら ゆらゆらゆら

(まっくらやみのとんねるで)

真っ暗闇のトンネルで

(ぴかっとあかりをとばして)

ピカッと灯りをとばして

(あのこのなみだをふいた)

あの子の涙を拭いた

(ゆらゆらゆら)

ゆらゆらゆら

(あたらしいものを)

新しいものを

(みつけたときに)

見つけたときに

(なにかがかけていく)

何かが欠けて行く

(ゆらゆらゆら)

ゆらゆらゆら

(ゆらゆらゆら ゆらゆらゆら)

ゆらゆらゆら ゆらゆらゆら

(ゆらゆらゆら ゆらゆら)

ゆらゆらゆら ゆらゆら

(そらをみあげても)

空を見上げても

(ほしがみえないことにきづいた)

星が見えないことに気付いた

(けどべつにいいんだ)

けど別にいいんだ

(ゆらゆらゆら)

ゆらゆらゆら

(こころとからだがはなれたときに)

心と体が離れたときに

(あいたくなる)

会いたくなる

(なにかをあきらめたときに)

何かを諦めた時に

(きづいたときに)

気付いた時に

(うそをつきはじめたのはあのこのせいだ)

嘘をつき始めたのはあの子のせいだ

(みえたものをみえたように)

見えたものを見えたように

(すきなものをすきなように)

好きなものを好きなように