夜はひらめく

(ゆーかりのきがかぜにゆれる)

ユーカリの木が風にゆれる

(ぼくたちはこれでおわかれだ)

僕たちはこれでお別れだ

(たのしいことだけつれていこう)

楽しい事だけ連れて行こう

(かなしみはどうせついてくる)

悲しみはどうせついてくる

(はろーはろー)

ハローハロー

(ちがうみちちがうそらそれぞれのあす)

違う道　違う空　それぞれの明日(あす)

(はろーはろー)

ハローハロー

(まちにまったはじまりだ)

待ちに待った　始まりだ

(いくぜいくぜってしんぞうならせ)

いくぜ　いくぜ　って心臓鳴らせ

(さよならよるははるのにおい)

さよなら　夜は春の匂い

(みなれたまふらーなきそうなえがお)

見慣れたマフラー　泣きそうな笑顔

(ほんとうのこえはほんとうのこえは)

本当の声は　本当の声は

(むねにしまわなくちゃいけない)

胸にしまわなくちゃいけない

(さよならってやっぱかんたんじゃねえな)

さよならってやっぱ簡単じゃねえな

(わらったはながいたくなって)

わらった鼻が痛くなって

(ほんとうのこえがほんとうのこえがこぼれそうだぜ)

本当の声が　本当の声が　こぼれそうだぜ

(きみはうちゅうぼくはうみのそこ)

君は宇宙　僕は海の底

(そんくらいはなれてゆくなら)

そんくらい離れてゆくなら

(むしろずっとちかかったかも)

むしろずっと近かったかも

(ぜったいにわすれないだろうから)

絶対に忘れないだろうから

(あたらしいきみのまちぼくのまち)

あたらしい　君の町　僕の町

(きっとにてるから)

きっと似てるから

(かわらないようでかわっていくせいかつに)

変わらないようで変わっていく生活に

(いまをわすれちまうきがして)

今を忘れちまう気がして

(ありがとうだけじゃたらないのは)

ありがとうだけじゃ足らないのは

(きえそうなものがおおすぎるから)

消えそうなものが多すぎるから

(ほんとうのこえがほんとうのこえがしめつけるぜ)

本当の声が　本当の声が　しめつけるぜ

(であいとわかれさくらのきせつ)

出会いと別れ　桜の季節

(そんなかんじでべつにいいよな)

そんな感じで別にいいよな

(ほんとうのこえはほんとうのこえは)

本当の声は　本当の声は

(ぼくらのなかにしかなくて)

僕らの中にしかなくて

(いこうぜみらいがあけてゆくよ)

行こうぜ　未来が明けてゆくよ

(ひかりのさしたあさがくるよ)

光の射した朝がくるよ

(さいこうのきょうをさいこうのきょうを)

最高の今日を　最高の今日を

(こえていこうぜ)

超えていこうぜ