yuiko　All your reasons

(わすれないでさけびつづけて)

忘れないで　叫び続けて

(なんどなみだこらえてないた)

何度涙こらえて泣いた

(ぼくのこえはとどくはずなくて)

僕の声は　届くはず無くて

(なんどいきをとめてはしった)

何度　息を止めて走った

(さいごのよるに)

最後の夜に

(かなしみのうずにのみこまれながら)

「悲しみの渦に　飲み込まれながら

(いきていたいんだときみはいう)

生きていたいんだ」と君は言う

(どこまでもつづくにごったくもまに)

どこまでも続く　濁った雲間に

(わずかなきぼうをのこした)

僅かな希望を残した

(げんじつとげんそうにまよったぼくら)

現実と幻想に　迷った僕ら

(きずついたままそっとわらってうかんだ)

傷ついたままそっと　笑って浮かんだ

(くずれおちたせかいのはてへと)

崩れ落ちた　世界の果てへと

(まだたびはつづくのだろう)

まだ　旅は続くのだろう

(たとえはながかぜにまいても)

たとえ花が　風に撒いても

(きっときみだけにつたえたい)

きっと　君だけに伝えたい

(わすれないで)

忘れないで

(かなしみにおぼれなきつかれはてた)

悲しみに溺れ　泣き疲れ果てた

(かわることのないひびでも)

変わることのない　日々でも

(とまらないときをいきていくのなら)

止まらない時を　生きていくのなら

(きみがふれたきょうをさがそう)

君が触れた今日を　探そう

(うすれてくきおくはあさになって)

薄れてく記憶は　朝になって

(いつまでもぼくらをこまらせんだ)

いつまでも僕らを　困らせんだ

(めにうつったしずかなけしき)

目に映った　静かな景色

(どんなあしたへつれていくの)

どんな　明日へ連れて行くの

(たとえそらがおちそうなひも)

たとえ空が　落ちそうな日も

(どうかいきをすいこむように)

どうか　息を吸い込むように

(わらっていて)

笑っていて

(きみとのせかいはまるで)

君との世界は　まるで

(ゆめのようにはかなくて)

夢のように　儚くて

(すべてがいつわりだった)

全てが偽りだった

(あのひにおきざりのまま)

あの日に置き去りのまま

(それでもまたなにかもとめて)

それでもまた　何か求めて

(ずっとはしりつづけていたんだ)

ずっと　走り続けていたんだ

(すべてうまれきえたあとさえ)

全て生まれ　消えた跡さえ

(きょうもいとしくおもうだろう)

今日も　愛しく思うだろう

(くずれおちたせかいのはてなら)

崩れ落ちた　世界の果てなら

(きっとみつかるはずとちかった)

きっと　見つかるはずと誓った

(たとえこえがとどかなくても)

たとえ声が　届かなくても

(まだこのたびをつづけよう)

まだ　この旅を続けよう

(わすれないよ)

忘れないよ