青い雨は降りやまない
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歌詞(問題文)
(はるがすぎたそらははいいろにおおわれ)
春が過ぎた空は灰色に覆われ
(ふりだすあめはうれいたきおくまでつれてくる)
降り出す雨は憂いた記憶まで連れてくる
(ぬれてつめたいあしもとのあかいすにーかー)
濡れて冷たい足元の赤いスニーカー
(へいきですかとゆびさすあなたのすがたがうかぶ)
平気ですか、と指さすあなたの姿が浮かぶ
(ただそばにいるだけでこころのしきさいが)
ただそばにいるだけで心の色彩が
(すこしこくなるきがしておもいがけず)
少し濃くなる気がして思いがけず
(めざめたこいがいきをしていた)
目覚めた恋が息をしていた
(いわなかった)
言わなかった
(くちのなかあふれるあまいみず)
口の中あふれる甘い水
(のみこむたびのどのおくやけていたんだ)
のみこむたび喉の奥焼けて痛んだ
(いまでもまだひそかにひりついて)
今でもまだひそかにヒリついて
(からだはときにながされここにいるけど)
身体は時に流されここにいるけど
(こころはずっとあのひびをさまよってる)
心はずっとあの日々をさまよってる
(ちっぽけなむねをぬらす)
ちっぽけな胸を濡らす
(あおいあめはまだふりやまない)
青い雨はまだ降りやまない
(ふいにひらいてさしだされたあおいかさ)
ふいにひらいて差し出された青い傘
(はれたそらよりもすんだあおがめのまえにあった)
晴れた空よりも澄んだ青が目の前にあった
(あなたはすなおなひとだ)
あなたは素直なひとだ
(かさのしたにふたりかたならべても)
傘の下にふたり肩並べても
(そのめのまんなかに)
その瞳の真んなかに
(わたしがうつることはなかった)
私が映ることはなかった
(はるがすぎたそらのはいいろがないてる)
春が過ぎた空の灰色が泣いてる
(いえなかった)
言えなかった
(くちのなかあふれるあまいみず)
口の中あふれる甘い水
(のみこむたびのどのおくやけていたんだ)
のみこむたび喉の奥焼けて痛んだ
(あなたのものになってみたかった)
あなたのものになってみたかった
(たったいちどでいいからそのめのなかで)
たった一度でいいからその瞳のなかで
(とくべつなひととしてふれあいたかった)
“特別なひと“として触れ合いたかった
(ちっぽけなむねをぬらす)
ちっぽけな胸を濡らす
(あおいあめはまだふりやまない)
青い雨はまだ降りやまない
(それでもきせつがめぐるように)
それでも季節がめぐるように
(ゆううつなこころをあたためるあおぞらが)
憂鬱な心をあたためる青空が
(ちっぽけなむねをてらし)
ちっぽけな胸を照らし
(いつのひかそっとかがやくかな)
いつの日かそっと輝くかな
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