ＤＯＵＢＴ

(よふけにはじまるきょうえんをせににやりとわらったかがみのｌｕｓｔ)

夜更けに始まる狂宴を背に　ニヤリと笑った鏡のLust

(やさしいふりしてちかづくまでにひとみのやみをかくした)

優しいフリして近づくまでに　瞳の闇を隠した

(えものにねらいをさだめたらｌｏｃｋｏｎけいはくせいじつうらおもて)

獲物に狙いを定めたらLock on　軽薄・誠実／裏・表

(こころのそこではしたをなめずりちゃんすをうかがうように)

心の底では舌を舐めずり　チャンスを窺うように

(１２じのかねなりひびくおとひとはよくぼうのうずにのまれて)

１２時の鐘　鳴り響く音　人間は欲望の渦に飲まれて

(きみをむかえにくるおうじさまかめんはがされるまえにｄｏｕｂｔ！)

君を迎えに来る王子様　仮面剥がされる前に「doubt！」

(ちいさくささやくいつわりのｌｏｖｅｙｏｕといきとまじればいちやのｓｐｉｃｅ)

小さく囁く偽りの「Love you」　吐息と混じれば一夜のSPICE

(ときおりきこえるざわめきがまたふたりをあおりたててる)

時折聞こえるざわめきがまた　二人を煽り立ててる

(くびすじかみつきちをすうようにえいえんいっしゅんゆめうつつ)

首筋噛み付き血を吸う様に　永遠・一瞬／夢・現

(とばしたきおくにきずあとのこしひきずるようにしたてて)

飛ばした記憶に傷跡残し　引きずるように仕立てて

(つみぶかきてにふれるゆびさきひとはどうこくのあらしのなかで)

罪深き手に触れる指先　人間は慟哭の嵐の中で

(きみのじゅんすいなあいにふれたときはいとなりきえるだろう)

君の純粋な愛に触れた時　灰となり消えるだろう

(こわすことでじぶんをたもつようにいきてあんそくさえあきらめてどこかにすてて)

壊すことで自分を保つように生きて　安息さえ諦めてどこかに捨てて

(てばなすほどもとめることがくつうならひとおもいにさしころしてほしいとおもいながら)

手放す程　求める事が苦痛なら　一思いに刺し殺して欲しいと思いながら

(なにもみえないなにもきこえないひとはめかくしゆめにおぼれて)

何も見えない　何も聞こえない　人間は目隠し夢に溺れて

(どうせきみにはとどかないならぼくがよわせてあげる)

どうせ君には届かないなら　僕が酔わせてあげる

(１２じのかねなりひびくおとひとはよくぼうのうずにのまれて)

１２時の鐘　鳴り響く音　人間は欲望の渦に飲まれて

(きみをむかえにくるおうじさまかめんはがされるまえにｄｏｕｂｔ！)

君を迎えに来る王子様　仮面剥がされる前に「doubt！」