春涙　244ENDLI-X

(あいたいよ)

逢いたいよ

(ねがうさくらのきのしたで)

願う　桜の木の　下で

(なくしたえがおだきしめていた)

失くした笑顔　抱き締めていた

(よげんしょがあったとしたら)

予言書が　あったとしたら

(このゆめはとけただろうか)

この夢は　解けただろうか

(ばかなひとりごとこぼした)

馬鹿な独り言　零した

(おもいでをおえばおうほど)

想い出を追えば　追う程

(あるきつかれてまぶたはれるよ)

歩き疲れて　目蓋　腫れるよ

(わすれたくないきみの)

忘れたくない　キミの

(だいすきよきみの)

大好きよ　キミの

(いのちをさらったひのそばで)

命をさらった　日の傍で

(はるなみだ)

春　涙

(ゆびおりかぞえてみた)

指折り数えてみた

(にどとないきみと)

二度とない　キミと

(いちどきりきょうと)

いちどきり　今日と

(にどとないさくらつなぎとめ)

二度とない桜　繋ぎ止め

(はるなみだ)

春　涙

(あおぞらへととけて)

青空へと　溶けて

(たかくまいあがれへんじはなくていい)

高く舞い上がれ　返事はなくていい

(くちびるふるわせあくせるふむ)

唇　震わせ　アクセル踏む

(まいらいふ)

マイ　ライフ

(わかきひのきぼうにいろどられたふたり)

若き日の　希望に彩られたふたり

(さかさまにしたすなどけいのなかみてた)

逆さまにした　砂時計の中　見てた

(いきることいきていること)

生きること　生きていること

(まよわずあすへつれていこうよ)

迷わず明日へ　連れて行こうよ

(わすれたくないきみの)

忘れたくない　キミの

(だいすきよきみの)

大好きよ　キミの

(いのちをさらったひのそばで)

命をさらった日の傍で

(はるなみだ)

春　涙

(まつごのめをよけて)

末期の眼を避けて

(にどとないきみと)

二度とない　キミと

(いちどきりきょうと)

いちどきり　今日と

(にどとないさくらやきつけた)

二度とない桜　焼きつけた

(はるなみだ)

春　涙

(はねをもたずにまうよ)

羽を持たずに　舞うよ

(このむねのなかでしょうじたきょりなら)

この胸の中で　生じた距離なら

(いつかよりそうとあくせるふむ)

いつか寄り添うと　アクセル踏む

(まいらいふ)

マイライフ