僕の原子は君の想いで出来ている

(このせかいに)

この世界に

(ぼくのげんしがうまれた)

僕の原子が生まれた

(であいがうんだ)

出会いが生んだ

(きせきというけれど)

奇跡というけれど

(しんじたことなんてなく)

信じたことなんてなく

(きょうおわりがきても)

今日終わりが来ても

(いいとさえおもってた)

いいとさえ思ってた

(でもたいせつなきみが)

でも大切な君が

(いなくなったなら)

いなくなったなら

(かなしみはぼくのこころに)

悲しみは僕の心に

(おおきなあなをつくる)

大きな穴を作る

(ぼくがいなくなったなら)

僕がいなくなったなら

(きみもそうなのかもしれない)

君もそうなのかもしれない

(ぼくはいまもいきている)

僕は今も生きている

(きみのおもいにふれたから)

君の想いに触れたから

(だからぼくのげんしはきみの)

だから僕の原子は君の

(おもいでできている)

想いで出来ている

(このこえをきいてくれて)

この声を聴いてくれて

(ありがとう)

ありがとう

(このすがたをみてくれて)

この姿を見てくれて

(ありがとう)

ありがとう

(ぼくをみつけてくれたのは)

僕を見つけてくれたのは

(きみがそこにいてくれたから)

君がそこにいてくれたから

(このせかいの)

この世界の

(ひろいだいちのうえで)

広い大地の上で

(であったはずのきせきを)

出会ったはずの奇跡を

(ふみにじり)

踏みにじり

(あらそいつづけるのはきょう)

争い続けるのは今日

(おわりがきても)

終わりが来ても

(いいとさえ)

いいとさえ

(かんじてるのかな)

感じてるのかな

(でもたいせつななにかを)

でも大切な何かを

(なくすような)

なくすような

(まちがいはこのだいちに)

間違いはこの大地に

(おおきなあなをつくる)

大きな穴を作る

(みんないなくなったなら)

みんないなくなったなら

(だれがかなしむのかな)

誰が悲しむのかな

(このからだつつんでくれて)

この身体包んでくれて

(ありがとう)

ありがとう

(このこどうをきいてくれて)

この鼓動を聞いてくれて

(ありがとう)

ありがとう

(きみのさいぼうときょうめいして)

君の細胞と共鳴して

(きこえてくるいのちのおと)

聞こえてくる命の音

(みんないまをいきてる)

みんな今を生きてる

(だれかのあいがつたわったから)

誰かの愛が伝わったから

(だからみんなのげんしは)

だからみんなの原子は

(だれかのおもいで)

誰かの想いで

(できている)

出来ている