既毒蟲

(すうじがにがてなすうがくしゃどりょくのたまもの)

数字が苦手な数学者　努力の賜物

(くそみたいなほんねはかくすよふぁんでーしょん)

クソみたいな本音は隠すよファンデーション

(うわめづかいでおねだりしたわたしかわいいでしょ)

上目遣いでおねだりした私可愛いでしょ？

(けっきょくいちばんすきなのはあなた)

結局一番好きなのはあなた？

(うそはきらいよ)

ウソは嫌いよ

(あいされたいあいされたいよ)

愛されたい　愛されたいよ

(しにたいきずはふえてく)

死にたい　キズは増えてく

(わたしおひめさま)

わたしお姫様

(さみしさかんちがいしたまま)

寂しさ勘違いしたまま

(あいとはきちがえ)

愛と履き違え

(わたしだけをみてとこいをする)

「私だけを見て」と恋をする

(そのことばつたえられないままあいをかかえおもくなる)

その言葉伝えられないまま哀を抱え想くなる

(こえをこえをこえをきかせてよ)

「声を声を声を聞かせてよ」

(ゆるさないよきどくむし)

許さないよ　既毒蟲

(がまんとはむえんのせいしょくしゃあなたのためなら)

我慢とは無縁の聖職者　あなたのためなら

(すこしだけてくびをきりさいたのけなげ)

少しだけ手首を切り裂いたの　健気

(あきもせずまいにちこがれてあなただけみてる)

飽きもせず毎日焦がれてあなただけ見てる

(かたがわつうこうのじょうぜつはとくい)

片側通行の饒舌は得意

(うそじゃないよ)

ウソじゃないよ

(あいされたいあいされたいよ)

愛されたい　愛されたいよ

(しにたいきすがたりない)

死にたい　キスが足りない

(わたしおひめさま)

わたしお姫様

(わがままなんてないよ)

ワガママなんて無いよ

(ぜんぶただしいのになぜかおもいどおりならないよ)

全部正しいのになぜか思い通りならないよ

(わからないだからないふをもってきみのもとへはしりだす)

理解らない　だからナイフを持って君の元へ走り出す

(こえをこえをこえをきかせてよ)

「声を声を声を聞かせてよ」

(うれしいうれしいきどくついた)

嬉しい嬉しい　既読付いた

(わたしはしあわせふたりだけのおもいで)

わたしはしあわせ　二人だけの思い出

(でもねもうにどときみのこえはこえはきこえない)

でもね　もう二度とキミの声は声は聞こえない

(わたしおひめさま)

わたしお姫様

(さみしさかんちがいしたまま)

寂しさ勘違いしたまま

(あいとはきちがえ)

愛と履き違え

(わたしだけをみてとこいをした)

「私だけを見て」と恋をした

(そのことばつたえられないままきみをかかえおもくなる)

その言葉伝えられないままキミを抱え重くなる

(こえをこえをこえをきかせてよ)

「声を声を声を聞かせてよ」

(ゆるせないのきどくむし)

許せないの　既毒蟲