ordinary

(ゆうやけがまちをあかくそめる)

夕焼けが街を赤く染める

(めのまえはつづくこうじじゅうたい)

目の前は続く工事渋滞

(ほどうにはいそぐすーつのひと)

歩道には急ぐスーツの人

(ぼくはただきみをおもいえがく)

僕はただ君を思い描く

(つきあかりてらしたあのよる)

月明かり照らしたあの夜

(いきさきもきめずにはしるみち)

行き先も決めずに走る道

(きづかないふりしたとおまわり)

気付かない振りした遠回り

(ぼくはまだきみをおもいえがく)

僕はまだ君を思い描く

(ささやいたことばがにぎったてのぬくもりが)

囁いた言葉が握った手のぬくもりが

(つつみこむそっといまけしきがうまれかわる)

包み込むそっと今景色が生まれ変わる

(たいくつなきょうにいろをくわえて)

退屈な今日に色を加えて

(ゆううつなあすにまほうをかけて)

憂鬱な明日に魔法をかけて

(なにげなくすごすときでさえ)

何気なくすごすときでさえ

(たいせつなきおくにかえていく)

大切な記憶に変えていく

(そらはまでかすかにあかるく)

空はまだかすかに明るく

(ならんでるあかいらんぷのなか)

並んでる紅いランプの中

(らじおからながれるらぶそんぐ)

ラジオから流れるラブソング

(あいしてるあいしてる)

愛してる愛してる

(あのえいがのようにいまきみにつたえにいこう)

あの映画のように今君に伝えに行こう

(ささいなしぐさてれかくしのうそ)

些細な仕草照れ隠しの嘘

(ふいにながすなみだくったくないえみ)

不意に流す涙屈託ない笑み

(できるならすべてだいていたい)

できるならすべて抱いていたい

(だからぼくのそばにいて)

だから僕のそばにいて

(たいくつなきょうにいろをくわえて)

退屈な今日に色を加えて

(ゆううつなあすにまほうをかけて)

憂鬱な明日に魔法をかけて

(なにげなくすごすときでさえ)

何気なくすごすときでさえ

(たいせつなきおくにかえてみせよう)

大切な記憶に変えてみせよう

(ひねりもないありふれたことばで)

ひねりもないありふれた言葉で

(よくきくありふれためろでぃで)

よく聞くありふれたメロディで

(かわらないききなれたこえで)

変わらない聞きなれた声で

(うたうよぼくだけのらぶそんぐ)

歌うよ僕だけのラブソング

(とどけばいいきみにだけ)

届けばいい君にだけ

(ひびけばいいきみにだけ)

響けばいい君にだけ

(とどけばいいひびけばいい)

届けばいい響けばいい

(とどけばいい)

届けばいい