eclipse

(つかまえてほしいのなら)

掴まえて欲しいのなら

(いちばんたいせつなとびらあけて)

一番　大切な扉開けて

(たたきわるものめのまえにいま、さしだして)

叩き割るもの目の前に今、差し出して

(きりがないよこうかいは)

キリがないよ　後悔は

(ぞうしょくしてからむりんぐで)

増殖して絡むリングで

(せいじつなきおくもことばで)

誠実な記憶も　言葉で

(いろあせてしまう)

色褪せてしまう

(なくしたくなかったの)

失くしたくなかったの

(しんじたあのしゅんかんを)

信じたあの瞬間を

(ときがたつほどふくらみをますふあんを)

時が経つほど　膨らみを増す不安を

(そだてきれなくて)

育てきれなくて

(つきがみちてはかけてく)

月が満ちては　欠けてく

(ゆううつなそらへ)

憂鬱な空へ

(だせぬこたえくりかえしくりかえしとなえた)

出せぬ答え　繰り返し繰り返し唱えた

(にげるようにかけぬけた)

逃げるように駆け抜けた

(こころなみだするじかん)

心　涙する時間

(たとえけずられようと)

たとえ削られようと

(このてでふれてたかった)

この手で　触れてたかった

(きりがないよあやまちは)

キリがないよ　過ちは

(にくしみとうれいのはざまで)

憎しみと憂いの間で

(やわらかないたみをひそかな)

柔らかな痛みを　密かな

(かいかんにかえる)

快感に変える

(うしなわないでほしいの)

失わないで欲しいの

(こころがここにあるなら)

心がここにあるなら

(えいえんなんてことばじゃきっとふたりは)

永遠なんて言葉じゃ　きっと二人は

(つながっていない)

繋がっていない

(つきをうかべたみなもは)

月を浮かべた　水面は

(むひょうじょうにゆれ)

無表情に揺れ

(けついだけがよかぜにきりとられたたずむ)

決意だけが　夜風に切り取られ佇む

(なくしたくなかったの)

失くしたくなかったの

(しんじたあのしゅんかんを)

信じたあの瞬間を

(ときがたつほどふくらみをますふあんを)

時が経つほど　膨らみを増す不安を

(そだてきれなくて)

育てきれなくて

(つきがみちてはかけてく)

月が満ちては　欠けてく

(ゆううつなそらへ)

憂鬱な空へ

(だせぬこたえくりかえしくりかえし)

出せぬ答え　繰り返し繰り返し

(となえた)

唱えた

(うんめいだっていえるひまで．．．)

運命だって　言える日まで...

(つきがみちかけてゆく)

月が満ち欠けてゆく

(よぞらへ．．．)

夜空へ...

(なくしたくはないから)

失くしたくはないから

(このまま．．．)

このまま...