Wind and Wander

(かたをたたくあさのかぜが)

肩をたたく朝の風が

(ほおにかかるかみをはらいのけた)

頬にかかる髪を　はらいのけた

(おろしたてのくつのおとが)

おろしたての靴の音が

(はしゃぎだすよあのとおりをぬけて)

はしゃぎ出すよ　あの通りを抜けて

(とどかないとなみだながした)

届かないと涙流した

(あのひのもじにじむのーとのはし)

あの日の文字　滲むノートの端

(ときはうごきここからみえる)

時は動き　ここから見える

(まちのいろもすこしかわったけど．．．)

街の色も　少し変わったけど...

(ｄｉｎｇかねをならそう)

ding　鐘を鳴らそう

(ぼくらのあしたがかぎりなくあるように)

僕らの明日が　限りなくあるように

(ｆｉｎｅてんしがひらく)

fine　天使が開く

(とびらのむこうがわにあるきだそう)

扉の向こう側に　歩き出そう

(ひがのぼってつきはみちて)

陽が登って　月は満ちて

(くもはあめになっておちてゆくよ)

雲は雨になって　落ちてゆくよ

(いまはすぐにかこになって)

今はすぐに過去になって

(ためいきさえそらにきえていった)

ため息さえ　空に消えて行った

(よゆうなんてすこしもなくて)

余裕なんて　少しもなくて

(さがしていたものもみうしなった)

探していた物も見失った

(なんのためにはしってるのか)

何のために走ってるのか

(きみとならばみつけられそうだね)

君とならば　見つけられそうだね

(ｂｌｅｓｓゆめをかたろう)

bless　夢を語ろう

(せかいのあしたがしあわせであるように)

世界の明日が幸せであるように

(ｓｈｉｎｅいつものばしょで)

shine　いつもの場所で

(おなじえがおにきょうもあえるように)

同じ笑顔に今日も　会えるように

(すててしまうこともできずに)

捨ててしまうことも出来ずに

(むねのおくでかかえてきたものを)

胸の奥で抱えて来たものを

(はんぶんずつわけてはこぼう)

半分ずつ分けて運ぼう

(とまりかけたくつもかるくなるよ)

止まりかけた靴も　軽くなるよ

(ｄｉｎｇかねをならそう)

ding　鐘を鳴らそう

(ぼくらのあしたがかぎりなくあるように)

僕らの明日が　限りなくあるように

(ｆｉｎｅしろいきゃんばす)

fine　白いキャンバス

(なないろのゆめふたりえがいてゆこう)

七色の夢　二人描いてゆこう