楽園都市

(１００まんどるをのぞむしてぃらいつ)

100万ドルを望む シティライツ

(とおまきじゃここはらくえん)

遠巻きじゃここは楽園

(ちかづいてよくみればほねぐみだらけのはいうぇい)

近づいてよく見れば 骨組みだらけのハイウェイ

(こうさてんでさけぶしてぃぼーいず)

交差点で叫ぶ シティボーイズ

(たにんごとのようなさいれん)

他人事のようなサイレン

(ぜんにんもあくにんもきょだいなとしがのみこむ)

善人も悪人も 巨大な都市が飲み込む

(どこまでいこうきょうだい)

どこまでいこう 兄弟

(せかいがおわるまで？)

世界が終わるまで？

(このてもとになにがのこるか)

この手元に何が残るか

(しにぎわまであがきましょう)

死に際まで足掻きましょう

(まちはつくってこわしていそがしいや)

街は作って壊して 忙しいや

(まるでてつのおぶじぇさ)

まるで鉄のオブジェさ

(ひとのよくぼうのかたちにすがたをかえて)

人の欲望のカタチに姿を変えて

(ちょっとだまってもうそうぞうしいな)

ちょっと黙って もう騒々しいな

(ほしいのはひとつだけ)

欲しいのはひとつだけ

(ここにいるこのそんざいをみとめてよ)

ここにいるこの存在を認めてよ

(ぱらいーそ)

パライーソ

(きんみらいをうたうしてぃらいつ)

近未来を謳う シティライツ

(わがままにやみよをさいて)

我が儘に闇夜を裂いて

(ゆめだとかあいさえもうちゅうせんがごとくとぶ)

夢だとか愛さえも 宇宙船がごとく飛ぶ

(ところでさいきんどうだい)

ところで最近どうだい

(うまくわらえてるかい？)

うまく笑えてるかい？

(もしからっぽのぐらすならば)

もし空っぽのグラスならば

(どんなよるでみたしましょう)

どんな夜で満たしましょう

(なみだぬぐってながしてあれおかしいな)

涙 拭って流して あれおかしいな

(ここはりそうきょうのはずさ)

ここは理想郷のはずさ

(いつのまにかびるのもりにこころむしばまれ)

いつのまにかビルの森に心蝕まれ

(なんでもあるようなふりして)

なんでもあるようなフリして

(なんにもみつからないまちで)

なんにも見つからない街で

(「こたえ」みたいないいわけをさがすのさ)

「答え」みたいな言い訳を探すのさ

(ぱらいーそ)

パライーソ

(めぐりゆくひとにもうつりゆくものにも)

巡りゆくヒトにも 移りゆくモノにも

(ものがたりがともる)

物語が灯る

(ああこよいも１００まんのひかりのいちぶになってく)

嗚呼 今宵も100万の光の一部になってく

(まちは)

街は

(まちはつくってこわしていそがしいや)

街は作って壊して 忙しいや

(まるでてつのおぶじぇさ)

まるで鉄のオブジェさ

(ひとのよくぼうのかたちにすがたをかえて)

人の欲望のカタチに姿を変えて

(ちょっとだまってもうそうぞうしいな)

ちょっと黙って もう騒々しいな

(ほしいのはひとつだけ)

欲しいのはひとつだけ

(ここにいるこのそんざいをみとめてよ)

ここにいるこの存在を認めてよ

(ぱらいーそ)

パライーソ