NIPPON

(ふれー！ふれー！にっぽんばれ)

万歳！万歳！日本晴れ

(れっとうくさいきれいあっぱれ)

列島草いきれい 天晴

(ちあーず！ちあーず！いざしゅつじん)

乾杯！乾杯！いざ出陣

(われらじだいのふううんじ)

我ら 時代の風雲児

(さいはてめざしてもってきたものはたったひとつ)

さいはて目指して持って来たものは唯一

(このちきゅうじょうでいちばん)

この地球上で いちばん

(まじりけのないけだかいあお)

混じり気の無い気高い青

(なによりもあつくしずかなほのおさ)

何よりも熱く静かな炎さ

(ときのこえがきこえている)

鬨の声が聴こえている

(きざわしくしゅくふくしている)

気忙しく祝福している

(きょうまではれとけのおうらいに)

今日までハレとケの往来に

(たくわえたざいさんをさあつかうとき)

蓄えた財産をさあ使う時

(そうかいなきぶんだれもうばえないよ)

爽快な気分だれも奪えないよ

(こうだいなうちゅうつながっていくんだ)

広大な宇宙 繋がって行くんだ

(しょうはいはたぶんそこでまっている)

勝敗は多分そこで待っている

(そういのちがはだかになるばしょで)

そう 生命が裸になる場所で

(ほんのついさっき)

ほんのつい先

(かんがえていたことがもうふるくて)

考えて居たことがもう古くて

(すこしもおさえていらんないの)

少しも抑えて居らんないの

(からだまかせときをおいこせ)

身体まかせ 時を追い越せ

(なによりもはやくたしかにいまをけって)

何よりも速く確かに今を蹴って

(ああまたふいにせっきんしている)

譩また不意に接近している

(あわいしのにおいで)

淡い死の匂いで

(このしゅんかんがなおいっそうせんめいにはえている)

この瞬間がなお一層 鮮明に映えている

(きざみこんでいるあのよへもっていくさ)

刻み込んでいる あの世へ持って行くさ

(しじょうのじんせいしじょうのぜっけい)

至上の人生至上の絶景

(おいかぜがふいている)

追い風が吹いている

(もっとあおってたったいまは)

もっと煽って唯 今は

(このちきゅうじょうでいちばん)

この地球上で いちばん

(まじりけのないわれらのほのお)

混じり気の無い我らの炎

(なによりもただあおくもえさかるのさ)

何よりもただ青く燃え盛るのさ