ポケットをふくらませて
歌:rionos
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歌詞(問題文)
(せわしくときはすぎてまたひとつおおきくなって)
忙しく時は過ぎて またひとつ大きくなって
(それでもじてんしゃのってきいきいとおとをたて)
それでも自転車乗って きいきいと音をたて
(さかをのぼるあのなつへそのさきでまっているきみ)
坂をのぼるあの夏へ その先で待っているきみ
(おとなになんてなれなくていい)
大人になんてなれなくていい
(だってたいせつなたからものをわすれることでしょ)
だって大切な宝物を忘れることでしょ?
(そんなのいやだぼくだっていやだ)
そんなの嫌だ 僕だっていやだ
(だからひっしにまもってみせる)
だから必死に守ってみせる
(このぽけっとにつめやくそく)
このポケットに詰め 約束
(のどがかわいたらそうだらむねかってのもうか)
喉が乾いたらそうだ ラムネ買って飲もうか
(せみはじーじーとないてどこまでもつづくそら)
蝉はじーじーと鳴いて どこまでも続く空
(ゆれているかげろうとたちむかえかぶとむしたち)
揺れている陽炎と 立ち向かえカブトムシたち
(いつかだれもがおとなになってゆめもわすれていきていくなんて)
いつか誰もが大人になって 夢も忘れて生きていくなんて
(だれがきめたんだろ)
誰が決めたんだろ?
(ぼくはいつでもここにいるって)
ぼくはいつでもここに居るって
(ずっとはなれずにそばにいるって)
ずっと離れずにそばに居るって
(どうかしんじさせてかみさま)
どうか信じさせて 神様
(よるのとばりがおりてよるのあかりがともる)
夜のとばりが降りて 夜の明かりが灯る
(まるでながいゆめでもみてたよう)
まるで長い夢でもみてたよう
(あたらしいくらしにももうなれてきたころで)
新しい暮らしにも もう慣れてきた頃で
(それでもたまにきみをおもいだす)
それでもたまにきみを思い出す
(わらってはしゃいではしってつかれて)
笑ってはしゃいで走って疲れて
(やすんでみあげてそのあおにすいこまれ)
休んで見上げてその蒼に吸い込まれ
(きづけばまたたくほしのうみにうかんでて)
気づけば瞬く星の海に浮かんでて
(きずつけなやんでくやんでまよって)
傷つけ悩んで悔やんで迷って
(さがしてなくしてさがしてさがして)
探して 失くして 探して 探して
(きみさえいればよくて)
きみさえいればよくて
(もうぼくはおとなになって)
もうぼくは大人になって
(いまでもじてんしゃにまたがって)
今でも自転車に跨って
(へいたんなほどうをすすむ)
平坦な舗道を進む
(もしかしたらすれちがうきみはいまでも)
もしかしたらすれ違うきみは今でも
(あのひのまぶしさでいたりして)
あの日の眩しさでいたりして
(ぽけっともまだふくらんだままで)
ポケットもまだ膨らんだままで
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