Rainbow

(ここにいるおともたてずに)

ここにいる　音もたてずに

(ゆれるえがおのともしびがすこしさびしくて)

ゆれる笑顔の灯火が　すこしさびしくて

(こころないことばおいてかれそうなひびに)

心ない言葉　置いてかれそうな日々に

(なにもかんじないようになってしまったの)

なにも感じないようになってしまったの？

(あなたがふれたほほにひろがるおんどが)

あなたが触れた　頬にひろがる温度が

(まえをむくちからわけてくれたから)

前を向く力　分けてくれたから

(あめあがりのそらにこのりょうてで)

雨上がりの空に　この両手で

(えがいてくこえてくなないろのにじ)

描いてく　越えてく　七色の虹

(みずたまりにうつるまっさらなせかいが)

水たまりに映る　まっさらな世界が

(ほらほほえんでみちびいてくれるようなそんなきがした)

ほら　微笑んで　導いてくれるような　そんな気がした

(ここにいるこえがきこえた)

ここにいる　声が聞こえた

(あさいまどろみからさめてちいさくいのった)

浅いまどろみから醒めて　ちいさく祈った

(あけないよるだってやまないあめもないよって)

「明けない夜だって　止まない雨もないよ」って

(そんなふうにはとてもおもえなかったの)

そんな風にはとても思えなかったの

(わからないけどまだながいみちのさきの)

分からないけど　まだ長い道の先の

(あいのもついみをしるためにいこう)

愛のもつ意味を知るために　いこう

(やっときづいたんだこのいのちは)

やっと気づいたんだ　このいのちは

(ほかでもないわたしをえらんだの)

ほかでもない私を選んだの

(こころためすようなかぜもいまはおそれない)

こころ　試すような風も　今は恐れない

(みあげたらそこににじがかかった)

見上げたら　そこに虹がかかった

(のこしてきたたくさんのことが)

残してきた　たくさんのことが

(まぶたのうらあふれだして)

まぶたのうら　溢れ出して

(ありがとうもさようならも)

ありがとうも　さようならも

(たりないくらいすきだよ)

足りないくらい　好きだよ

(どんなかなしみのよるがきても)

どんな悲しみの夜がきても

(みあげるよきえないふたつのほし)

見上げるよ　消えない　二つの星

(あさやけのけしきはしずかであたたかい)

朝焼けの景色は　静かであたたかい

(ふりそそぐひかりのなかをあるこう)

降り注ぐ光の中をあるこう

(あめあがりのそらにこのりょうてで)

雨上がりの空に　この両手で

(えがいてくこえてくなないろのにじ)

描いてく　越えてく　七色の虹

(みずたまりにうつるまっさらなせかいが)

水たまりに映る　まっさらな世界が

(いまいろづいてほほえんでくれたようなそんなきがした)

いま　色づいて　微笑んでくれたような　そんな気がした