五色繚乱

(さいたはなははかなくちっていくたのそらをこえた)

咲いた華は儚く散って幾多の空を越えた

(つむぐことばにおとのせてまただれかのもとへ)

紡ぐ言葉に音のせてまた誰かのもとへ

(いつかそれはりゅうのようにてらすちからとなる)

いつかそれは龍のように照らす力となる

(おもいえがいたみらいぞうてをすりぬけとおく)

思い描いた未来像手をすり抜け遠く

(けれどたしかなりそうぞうすすむみをしめす)

けれど確かな理想像晋む身を示す

(ちかづけばはなれてゆくこころもようはいつも)

近づけば離れてゆく心模様はいつも

(こわれそうにちいさくよわいけどふまれたって)

壊れそうに小さく弱いけど踏まれたって

(たちむかってまたうまれかわる)

立ち向かってまた生まれかわる

(さいたはなははかなくちってゆめよのはてうつくしく)

咲いた華は儚く散って夢世の果て美しく

(ひゅるりーひゅるりかぜいきあわせ)

ヒュルリーヒュルリ風息合わせ

(いくたのそらをこえてしんせかいのはながひらく)

幾多の空を超えて新世界の華が開く

(いつもおなじけしきばかりめにとびこませてた)

いつも同じ景色ばかり目に飛び込ませてた

(これからはすべてのことがべつのしてんになる)

これからは総てのことが別の視点になる

(うみよりもふかいあおときめきのようなあか)

海よりも深い蒼ときめきのような紅

(さいげつのうつろいにはいろどり)

歳月の移ろいには彩り

(あめがふってじかたまってはれまになないろ)

雨が降って地固まって晴れ間に七色

(さいたはなははかなくちってゆめよのはてうつくしく)

咲いた花は儚く散って夢世の果て美しく

(ららるーららるーはなうたまじり)

ララルーララルー鼻歌交じり

(こころざしのむきうんめいのみちしるべ)

志しの向き運命の道しるべ

(あしたをみつめるまなざし)

明日を見つめる眼差し

(うきようたでかくめいめざし)

憂き世歌で革命目指し

(まだまださめやらぬきもち)

まだまだ覚めやらぬ気持ち

(ぜっちょうのかたちてんまでとどけ)

絶頂のカタチ天まで届け

(やつぎばやにとびかうまどわしのこえにも)

矢継ぎ早に飛び交う惑わしの声にも

(まけてはいけないといしがさけんでる)

負けてはいけないと意志が叫んでる

(さいてさいてまたさきほこれゆめのあわときえぬように)

咲いて咲いてまた咲き誇れ夢の泡と消えぬように

(またたくまにすぎさるかおりつなぎめのきおく)

瞬く間に過ぎ去る香り繋ぎ目の記憶

(さいたはなははかなくちってゆめよのはてうつくしく)

咲いた花は儚く散って夢世の果て美しく

(ひゅるりーひゅるりかぜいきあわせ)

ヒュルリーヒュルリ風息合わせ

(いくたのそらをこえてしんせかいのはながひらく)

幾多の空を超えて新世界の華が開く