夜を抜けたら

(やわらかいひかりがあさをしらせて)

やわらかい光が朝を報せて

(ゆうげんのよるはいきをとめる)

有限の夜は息を止める

(まちはいろづき)

街は色付き

(いきものはめざめ)

生き物は目覚め

(きこえてくるよ)

聞こえてくるよ

(いとなみのめろでぃ)

営みのメロディ

(ねどこをこわしておきあがれば)

寝床を壊して起き上がれば

(あたたかいてとて)

温かい手と手

(つながるせかいはひろがって)

繋がる世界は広がって

(きぎはざわめき)

木々はざわめき

(かぜをおこして)

風をおこして

(わかいふたりをうけいれるでしょう)

若い二人を受け入れるでしょう

(ぼくらみとれてことばもなくただ)

僕ら見とれて言葉もなくただ

(このみをすべて)

この身をすべて

(せかいはこんなにもうつくしいだなんて)

世界はこんなにも美しいだなんて

(ぼくはしらなかったよ)

僕は知らなかったよ

(たとえば)

たとえば

(めにうつるすべてがそうであれば)

目に映る全てがそうであれば

(とてもいいのに)

とてもいいのに

(ねぇ、どこってさがして)

ねぇ、どこって探して

(めをとじれば)

目を閉じれば

(きこえるよきみの「ねぇ」)

聞こえるよ君の「ねぇ」

(ゆめであえたらわらって)

夢で逢えたら笑って

(ほしはまたたきひかりをつむいで)

星は瞬き光を紡いで

(あたらしいあしたをむかえいれるでしょう)

新しい明日を迎え入れるでしょう

(ぼくはもとめて)

僕は求めて

(ありのままにただ)

ありのままにただ

(おもいをすべて)

想いをすべて

(せかいはこんなにもすばらしい)

世界はこんなにも素晴らしい

(だなんて)

だなんて

(とてもいえないけど)

とても言えないけど

(たとえば)

たとえば

(きみとみるすべてがそうであれば)

君と見るすべてがそうであれば

(すばらしいでしょう)

素晴らしいでしょう

(よるをぬけたら)

夜を抜けたら

(きみとふたりで)

君と二人で

(よるをぬけたら)

夜を抜けたら

(やわらかいひかりがあさをしらせて)

やわらかい光が朝を報せて

(ゆうげんのよるはいきをとめる)

有限の夜は息を止める

(まちはいろづきいきものはめざめ)

街は色付き生き物は目ざめ

(きこえてくるよ)

聞こえてくるよ

(いとなみのめろでぃ)

営みのメロディ