パラシュートの部屋で

(そらから)

空から

(このへやにぱらしゅーとがおりて)

この部屋にパラシュートが降りて

(きみとぼくのかたちをしたへやをつくってる)

君と僕の形をした部屋を造ってる

(ねえきみがゆっくりと)

ねえ君がゆっくりと

(ていねいにしゃべりだすときは)

丁寧に喋り出す時は

(きけんなむーどがただようんだよ)

危険なムードが漂うんだよ

(だからぼくのかいせんはいろんなばしょで)

だから僕の回線は色んな場所で

(こうそくでくらっしゅして)

高速でクラッシュして

(ことばがかたかなみたいになっちゃう)

言葉がカタカナみたいになっちゃう

(あいするものはいっぱいあるけど)

愛する物はいっぱいあるけど

(こいするひとはきみなんだよ)

恋する人は君なんだよ

(こんなんじゃうたがいはけせないね)

こんなんじゃ疑いは消せないね

(このへやにぱらしゅーとがおりて)

この部屋にパラシュートが降りて

(きみとぼくのかたちをしたへやをつくってる)

君と僕の形をした部屋を造ってる

(こんなにせまいしーつのへやで)

こんなに狭いシーツの部屋で

(せかいをかんじあう)

世界を感じ合う

(きょうもおなじぶんだけみたしあおうよ)

今日も同じ分だけ満たし合おうよ

(ねえここではまちなかのじかんじゃなく)

ねえここでは街中の時間じゃなく

(ふたりにあわせたじかんがながれているんだよ)

ふたりに合わせた時間が流れているんだよ

(きみのききとれないことばが)

君の聞き取れない言葉が

(ぼくをしあわせにするんだよ)

僕を幸せにするんだよ

(もっとにじいろでうたって)

もっと虹色で歌って

(このへやにぱらしゅーとがおりて)

この部屋にパラシュートが降りて

(きみとぼくのかたちをしたへやをつくってる)

君と僕の形をした部屋を造ってる

(うすあかりできみのかおがそまってみえるとき)

薄明りで君の顔が染まってみえるとき

(ぼくはほめられてるきもちがするよ)

僕は誉められてる気持ちがするよ

(よせてかえすなみのように)

寄せて返す波のように

(ぼくのすなはまにもどってくる)

僕の砂浜に戻ってくる

(ずっときみにふれていたいねって)

ずっと君に触れていたいねって

(おもいねがうことってへんじゃないだろう)

想い願うことって変じゃないだろう

(そらから)

空から

(このへやにぱらしゅーとがおりて)

この部屋にパラシュートが降りて

(きみとぼくのかたちをしたへやをつくってる)

君と僕の形をした部屋を造ってる

(そらから)

空から

(このへやにぱらしゅーとがおりて)

この部屋にパラシュートが降りて

(きみとぼくのかたちをしたへやをつくってる)

君と僕の形をした部屋を造ってる

(きみのききとれないことばが)

君の聞きとれない言葉が

(ぼくをぼくを)

僕を僕を

(しあわせにするんだよ)

幸せにするんだよ

(もっともっともっと)

もっともっともっと

(にじいろでうたって)

虹色で歌って

(ぼくはぼくは)

僕は僕は

(ほめられてるきもちがするよ)

誉められてる気持ちがするよ