Quiet

(かんがえてみて)

考えてみて

(たとえばわたしがいってみるあか)

例えば私が言ってみる　赤

(そのときあたまにうかぶいろは)

その時頭に浮かぶ色は

(あなたとわたしでもおなじあかいろなのか)

あなたと私でも同じ赤色なのか

(ひかりのはやさでたびをしたとして)

光の速さで旅をしたとして

(もってるらいとのかがやきは)

持ってるライトの輝きは

(すすんでいくのかなひかりのはやさで)

進んでいくのかな　光の速さで

(きっとそうね)

きっとそうね

(でもわかるの)

でも分かるの

(わたしのこのあたまのなかは)

私のこの頭の中は

(ちょっとだけともだちとはちがう)

ちょっとだけ友達とは違う

(ぎもんのこたえがうかんで)

疑問の答えが浮かんで

(ものがたりがあふれだすの)

物語が溢れ出すの

(まわりじゅうがんがんさけびだすと)

周り中ガンガン叫び出すと

(あたまののいずおおきくなる)

頭のノイズ大きくなる

(だまってほしいぱぱもままも)

黙って欲しいパパもママも

(てれびもおはなしももうたくさん)

テレビもお話ももうたくさん

(じょうずにせつめいができないけど)

上手に説明が出来ないけど

(こえをきくといかりがふくれあがる)

声を聞くと怒りが膨れ上がる

(こころでなにかがあかくもえる)

心で何かが赤く燃える

(とめられない)

止められない

(さけびたくなる)

叫びたくなる

(むねがはれつする)

胸が破裂する

(めにはそうほのおが)

目には　そう炎が

(そしてとつぜんすべてが)

そして突然全てが...！

(しずか)

静か...

(ふしぎなせいじゃくのおと)

不思議な静寂の音...

(しずけさにつつまれ)

静けさに包まれ

(ほんのぺーじをめくるように)

本のページをめくる様に

(もりでたちどまるように)

森で立ち止まる様に

(しずか)

静か...

(ふしぎなせいじゃくのおと)

不思議な静寂の音...

(すてきなささやき)

素敵な囁き

(べっどでさかさにねむるように)

ベッドで逆さに眠る様に

(むねのおとだけひびく)

胸の音だけ響く

(ほかのひとたちのくちはうごいてる)

他の人達の口は動いてる

(でもことばはとどかないの)

でも言葉は届かないの

(とってもしずか)

とっても静か...

(あたたかよ)

暖かよ...

(そして)

そして...！

(さからおうなんてかんがえるんじゃないよ はんこうてきなむしけらめ)

逆らおうなんて考えるんじゃないよ 反抗的な虫ケラめ

(あらしのなかへ)

嵐の中へ！