しあわせになるために/ナオト・インティライミ

(いつまでそうやってだまってるつもり？なんかいってよ)

いつまでそうやって黙ってるつもり？何か言ってよ

(きみはふくれっつらくちびるをかるくかみしめた)

キミはふくれっつら唇を軽く噛み締めた

(わがままとかおもわないからだからなにもかもさらけだして)

ワガママとか思わないからだから何もかもさらけ出して

(しあわせになるためにもうひとりきりでなかないで)

幸せになるためにもう一人きりで泣かないで

(しあわせにんるためのなみだはもうじゅうぶんながした)

幸せにんるための涙はもう十分ながした

(さむがりなきみのてがひえてきたねそろそろいこうか)

寒がりなキミの手が冷えてきたねそろそろ行こうか

(かいろしのばせたひだりのぽけっとにそのみぎてをみちびくよ)

カイロ忍ばせた左のポケットにその右手を導くよ

(あのべんちではじまったんだよなって)

あのベンチで始まったんだよなって

(いおうとしたけどきみのしせんおなじでわらえた)

言おうとしたけどキミの視線同じで笑えた

(しあわせになるためにこのてをずっとはなさないで)

しあわせになるためにこの手をずっと離さないで

(しあわせになるためのきみがかえるばしょはここでいい)

しあわせになるためのキミが帰る場所はここでいい

(だいすきだとかるくてあいしてるはまだはずかしい)

大好きだと軽くて愛してるはまだ恥ずかしい

(このきもちつたえたくてでもつたえきれない)

この気持伝えたくてでも伝えきれない

(きずなはめにはみえなくてふあんになるから)

絆は目には見えなくて不安になるから

(いまぎゅっときみをだきよせる)

今ぎゅっとキミを抱き寄せる

(しあわせになるためにきみはこのせかいにうまれた)

幸せになるためにキミはこの世界に生まれた

(しあわせになるためにいつでもとなりでわらっていて)

幸せになるためにいつでも隣で笑っていて

(しあわせになるためにきみをしあわせにするために)

幸せになるためにキミを幸せにするために

(できないことはなにもないもうきみあってのぼくだから)

できないことは何もないもうきみあっての僕だから

(ねえきみあってのぼくだから)

ねえキミあっての僕だから