ウラガエシハート

(りふじんなこえもはりぼてのいきも)

理不尽な声も ハリボテの息も

(ふりーずしたほんしんもまとめてぽいして)

フリーズした本心も まとめてポイして

(ちせいにつけだせばきせいにゆるされて)

知性に浸け出せば 既成に許されて

(おいたちいけずときかいでしょきかいでしょ)

生い立ち往けずと 機械でしょ 奇怪でしょ

(らいふるりそうろんはいきばをうしなって)

ライフル理想論は 行き場を失って

(あいつのこしたそうぜんぶみせんだろう？)

あいつ残した そう 全部見せんだろう？

(うらがえしでもあとひくめをかえして)

ウラガエシでも 痕轢く眼を返して

(かこにつかれたぷろぐらむなんてうそでしょ)

過去に憑かれたプログラム なんて嘘でしょ

(おわりはじめのなみうつようなおもてに)

終わり始めの 波打つような表に

(かぎをかけて)

鍵を 掛けて

(ひえきったじんせいもはりさけたうんめいも)

冷え切った人生も 張り裂けた運命も

(よびさましたほんのうもわくからおいこせ)

呼び覚ました本能も 枠から追い越せ

(ぐれーにそめだせばぐれんにうつされて)

グレーに染め出せば 紅蓮に映されて

(ちーとだってふかんぜんできみはだれ？ぼくはだれ？)

チートだって不完全で キミハダレ？ ボクハダレ？

(あぁしきのかおりつれだしてあしたも)

あぁ 死期の香り 連れ出して 明日も

(ないたってわらいとばせ)

泣いたって 笑い飛ばせ

(こえるふらちなうしろでをかくして)

超える不埒な後ろ手を隠して

(うらがえしでもりそうととなりあわせ)

ウラガエシでも 理想と隣り合わせ

(ゆめにみたてたぷろぐらむなんてあわれな)

夢に見立てたプログラム なんて哀れな

(くるしまぎれのいきのむようなことばに)

苦し紛れの 息呑むような言葉に

(はじをかけて)

恥を 掛けて

(うらがえしでもかなめとことわりなら)

ウラガエシでも 要と理なら

(せかいかきかえぷろぐらむなんてこわして)

世界書き換えプログラム なんて壊して

(やぶれかぶれのむくでむちなおもてに)

破れかぶれの 無垢で無知な表に

(いびつを・・・)

歪を・・・

(うらがえしならもういちどうらがえして)

ウラガエシなら もう一度裏返して

(ゆれるみらいはごみだらけなんてこぼれて)

揺れる未来はゴミだらけ なんて零れて

(さいごのかけはどちらにゆだねられた)

最後の賭けは どちらに委ねられた

(やみをあえて)

闇を 和えて

(まもるから)

守るから