遥かなる旅路

(どこまでもはてしなきたいりくのいぶきあびて)

どこまでも果てしなき　大陸の息吹　浴びて

(みわたしたちへいせんめざしすすもう)

見渡した地平線　目指し進もう

(つらなるいわやのなかにきざまれたほほえみながめ)

連なる窟(いわや)の中に　刻まれた微笑み眺め

(あこがれをだきしめてにしへ)

憧れを抱きしめて　西へ

(かぜよふけよすなのうみへ)

風よ吹けよ　砂の海へ

(だいちへそらへつよく)

大地へ　空へ　強く

(くもはながれみちびかれて)

雲は流れ　導かれて

(あらたなるせかいへと)

新たなる世界へと

(あつきこどうかきならして)

熱き鼓動　掻き鳴らして

(まだみぬちへとむかう)

まだ見ぬ地へと向かう

(ねがいのせてつづいていくあしおと)

願い乗せて　続いて行く足音

(はるかなるたびじ)

遥かなる旅路

(たちのぼるかげろうはむげんのさばくをいろどり)

立ち昇る陽炎(かげろう)は　無限の砂漠を彩り

(ぜいじゃくなたびびとをさらう)

脆弱(ぜいじゃく)な旅人を晒う

(しゃくねつのたいようにじむあせぬぐい)

灼熱の太陽　滲(にじ)む汗ぬぐい

(むかうかぜさからいつきすすむまえへ)

向かう風　逆らい　突き進む前へ

(たどりついたいずみのくにつかれたからだあずけ)

辿りついた　泉の国　疲れた身体(からだ)預け

(ざっとうへとひびきわたるねいろとびしゅによおう)

雑踏へと　響き渡る　音色と美酒に酔おう

(かわくこころいまいちやのやすらぎあびてねむれ)

乾く心　今一夜の　安らぎ浴びて眠れ

(なくしかけたきぼうをとりもどして)

無くしかけた　希望を取り戻して

(あでやかにさきほこるみちなるみやこはてまねく)

艶やかに咲き誇る　未知なる都は手招く

(よろこびにこのむねはおどる)

喜びに　この胸は躍る

(かぜよふけよやむことなく)

風よ吹けよ　止むこと無く

(だいちへそらへつよく)

大地へ　空へ　強く

(ひとはつどうあおきくにへ)

人は集う　蒼き国へ

(ねがいとゆめをむねに)

願いと夢を胸に

(らくだのせにとみをのせて)

駱駝(らくだ)の背に　富を乗せて

(はてなきみちをたどる)

果て無き道を辿る

(いまふたたびこきょうめざすあしおと)

今再び　故郷目指す足音

(おわらないたびじ)

終わらない旅路