ブルー

(ゆうだちのこっているまちのなか)

夕立残っている街の中

(それじゃまたねとちいさくふるよ)

それじゃまたねと小さく振るよ

(かいさつのさきめでおいかけて)

改札の先目で追いかけて

(きたいどおりにはなかなかね)

期待通りにはなかなかね

(ちいさなあかりでみたされてく)

小さな灯りで満たされてく

(ひとりきりでよけるみずたまり)

一人きりでよける水たまり

(なんだかおもってたよりもうひとつ)

なんだか思ってたより もう一つ

(じぶんかってにはなれないね)

自分勝手にはなれないね

(なにかがこわれてしまいそうで)

何かが壊れてしまいそうで

(またきょうもすぎていく)

また今日も過ぎていく

(れーるはきみをはこんでゆくから)

レールは君を運んで行くから

(いつもおなじみあきたかえりみち)

いつも同じ見飽きた帰り道

(まとめたことばたんじゅんなのにな)

まとめた言葉 単純なのにな

(いつもうまくいえないのはなんでだろう)

いつも上手く言えないのはなんでだろう

(たとえきまずくなってしまっても)

『たとえ気まずくなってしまっても

(またつくりなおせばいいはずさ)

また作り直せばいいはずさ

(なにもはじまっていないからね)

何も始まっていないからね』

(もうひとりのぼくがいいきかせる)

もう一人の僕が言い聞かせる

(ひらくまえにこたえあわせ)

開く前に答え合わせ

(おおきくなるふみきりのおと)

大きくなる踏切の音

(さわぐさわぐむねのなかを)

さわぐ さわぐ 胸の中を

(みせることができるのならどうなるんだろう)

見せる事ができるのならどうなるんだろう?

(おくびょうだけどさめないこころ)

臆病だけど 冷めない心

(のりすごしてきづくんだ)

乗り過ごして気付くんだ

(きょうもまた)

今日もまた

(れーるはきみをはこんでゆくから)

レールは君を運んで行くから

(いつもおなじみあきたかえりみち)

いつも同じ見飽きた帰り道

(まとめたことばたんじゅんなのにな)

まとめた言葉 単純なのにな

(いつもうまくいえないのはなんでだろう)

いつも上手く言えないのはなんでだろう