好きと言われた日

(いまごぜんさんじさんじゅうにふん)

今午前三時三十二分

(ねむれないわたしはかんがえる)

眠れない私は考える

(めをつぶってもめぐるじしょう)

目をつぶっても巡る事象

(なすがままとめどなくおもう)

なすがままとめどなく思う

(きっといつのひにかわたしは)

きっといつの日にか私は

(わたしでいられなくなってしまうけど)

私でいられなくなってしまうけど

(いちびょうにびょういきをしてる)

一秒、二秒、息をしてる

(どうしてあんなこときみはいったの)

どうしてあんなこと君は言ったの

(さんびょうめはこころきえて)

三秒目は心消えて

(わたしはずっとかんがえているとわからなくって)

私はずっと考えていると　分からなくって

(ねむれないねむれないねむれない)

眠れない、眠れない、眠れない...

(とけいはよじよんじゅうよんふん)

時計は四時四十四分

(あんがいよくあるこのじかんめいしんそれってかんちがい)

案外よくあるこの時間迷信それって勘違い

(このきもちもほんとうじゃないわたしあしたいなくても)

この気持ちも本当じゃない　私明日いなくても

(せかいはなにひとつかわらないけど)

世界は何一つ変わらないけど

(いちびょうにびょうさんびょうめでいきをとめて)

一秒...二秒... 三秒目で息を止めて

(しんぞうのおとがひびいてるからだじゅう)

心臓の音が響いてる体中

(じゅうびょうめでくちをあけた)

十秒目で口を開けた

(むねがくるしくなったままでわたしはおもう)

胸が苦しくなったままで私は思う

(きみのこときみのこときみのこと)

君の事、君の事、君の事...

(このかんじょうはなに)

この感情は何

(いちびょうにびょういきをしてる)

一秒、二秒、息をしてる

(どうしてあんなこときみはいったの)

どうしてあんなこと君は言ったの

(さんびょうめはなにもなくて)

三秒目は何もなくて

(こうしてずっとかんがえていたら)

こうしてずっと考えていたら

(くるしくってなみだがねなみだがねこぼれたの)

苦しくって涙がね、涙がね、こぼれたの...