天下の花

(とこしへにかけるはなみち)

永久に翔ける花道

(せつなにはなったじょうねつ)

刹那に放った情熱

(けんらんのよいにおもいをはせて)

絢爛の宵に信念を馳せて

(いざさきほこれ)

いざ咲き誇れ

(まぶしくてんかのはなよ)

まぶしく天下の花よ

(おわりなきいまをえらび)

終わりなき今を選び

(さだめをせおったら)

運命を背負ったら

(ときのかぜもみかたにすればいい)

時代の疾風も味方にすればいい

(にびいろのそらのしたで)

鈍色の空の下で

(やぼうさえいだけない)

野望さえ抱けない

(やぼなやつはきえうせろ)

野暮な奴は消え失せろ

(いきないざよいつきが)

粋な十六夜月が

(いたについたなら)

板に付いたなら

(むねのおくにやどるまこと)

胸の奥に宿る…真実

(いくせんのゆめのあとさき)

幾千の夢幻のあとさき

(むじょうにともったほしかげ)

無情に灯った星影

(うきよにしぬほどいきてやるんだ)

憂き世に死ぬほど生きてやるんだ

(こころしんくに)

心深紅に

(そめゆくてんかのはなよ)

染め行く天下の花よ

(ひとすじのみちをすすむ)

ひとすじの道を進む

(たかぶったたましいは)

たかぶった魂は

(みやびやかにあすをえがくだろう)

雅やかに明日を描くだろう

(はんぱもののざれごとに)

半端者の戯れ言に

(てをかすひまなどない)

手を貸す暇などない

(かくごなしはでなおしな)

覚悟ナシは出直しな

(こどうゆらすばちのね)

鼓動揺らす バチの音

(ならくにひびかせ)

奈落に響かせ

(かおみせがはじまる)

顔見世が始まる

(いまがにしきかざるそのとき)

いまが錦飾る瞬間

(めのまえのむらくもはらい)

目の前の叢雲払い

(おのずからしゅくめいつかむ)

自ずから宿命掴む

(だれにもまけないあらしのごとく)

誰にも負けない嵐の如く

(きせきりょうらん)

奇跡撩乱

(まいとぶてんかのはなよ)

舞い跳ぶ天下の花よ

(でんとうがつづるあしあと)

伝統が綴る足跡

(にごりなきいしでのぞもう)

濁りなき意志で臨もう

(まどいぬぎすててたつはれぶたい)

惑い脱ぎ捨てて立つ晴れ舞台

(さあまきおこせ)

さあ巻き起こせ

(はげしく)

激しく…

(とこしへにかけるはなみち)

永久に翔ける花道

(せつなにはなったじょうねつ)

刹那に放った情熱

(けんらんのよいにおもいをはせて)

絢爛の宵に信念を馳せて

(いざさきほこれ)

いざ咲き誇れ

(まぶしくてんかのはなよ)

まぶしく天下の花よ