横恋慕

(くびすじをちろりとあせがはっておちる)

首すじをちろりと汗が這って落ちる

(おもわずみとれてるむぼうびなかおさらし)

思わず見とれてる無防備な顔さらし

(ｏｈきみはあいつのものしってる)

ohキミはアイツのもの知ってる

(でもなりふりかまわんてーぶるけっとばせ)

でもなりふり構わんテーブル蹴っ飛ばせ

(どんなばつでもうけましょう)

どんな罰でも受けましょう

(とまらないよこれんぼ)

とまらない横恋慕

(みごとのみくだしてみせよきっかりはりせんぼん)

見事飲み下して見せよきっかりハリ千本

(いまにおちてゆくのはもえたぎるたにま)

今に落ちてゆくのは燃えたぎる谷間

(きみにのみほされたぐらすがからんとなり)

キミに飲みほされたグラスがカランと鳴り

(しんけんにもうそうちゅうのぼくは)

真剣に妄想中の僕は

(むしあついゆうがたにきづく)

蒸し暑い夕方に気づく

(ｏｈめのあうかいすうふしぜんに)

oh目の合う回数不自然に

(おおいとはあいつもしらない)

多いとはアイツも知らない

(みえないいとをはれ)

見えない糸を張れ

(どんないいわけもみつからないめいはくなよこれんぼ)

どんな言い訳も見つからない明白な横恋慕

(それなりのかくごがなけりゃ)

それなりの覚悟がなけりゃ

(このさきはとおせんぼ)

この先は通せんぼ

(てんごくとじごくはたぶんよくにたところさ)

天国と地獄はたぶんよく似たところさ

(ぬけだしちゃおこんなうるさいみせから)

ぬけだしちゃおこんなうるさい店から

(えいがのようにげきてきにｙｅａｈ)

映画のように劇的にyeah

(てをとりあって)

手をとりあって

(ひげきのしゅじんこうきどってあいのとうひこう)

悲劇の主人公きどって愛の逃避行

(だれもがせんをこえたがるきんじてのよこれんぼ)

誰もが線を越えたがる禁じ手の横恋慕

(あまいかおりにひかれたらせんそうのすいっちはｏｎ)

甘い香りにひかれたら戦争のスイッチはON

(せかいにへいわがくるのはずっとずっとさきよ)

世界に平和がくるのはずっとずっと先よ

(もっともっとさきよ)

もっともっと先よ