心／コブクロ

(いつからぼくたちははぐれてしまったの)

いつから僕たちは　はぐれてしまったの？

(きみとひとつだったいつもいっしょにかぜをかんじてた)

君と一つだった　いつも一緒に風を感じてた

(むねのなかのくらがりしめっただんぼーるのなかにきみをとじこめていた)

胸の中の暗がり　湿った段ボールの中に　君を閉じ込めていた

(だまってぼくをみつめるきみがきのうよりもちいさくなってる)

黙って僕を見つめる君が　昨日よりも小さくなってる

(きみはぼくのこころうまれたときからともにいきてる)

君は僕の心　生まれた時から共に生きてる

(ぼくのほうがよわいからきみのせいにしてばかりしてきたけど)

僕の方が弱いから　君のせいにしてばかりしてきたけど

(きみをまもれるのはぼくしかいないのに)

君を守れるのは　僕しかいないのに

(そこからうごけないきみをおいてぼくはどあをしめた)

そこから動けない君を置いて　僕はドアを閉めた

(ぼくらよりもかしこいどんなすぐれたａｉも)

人間（ぼくら）よりも賢い　どんな優れたAIも

(われをみうしなったりもがきくるしみはできないだろう)

我を見失ったり　もがき苦しみは出来ないだろう

(こころはすべてをしってるそばにいるとくるしくて)

心は全てを知ってる　そばにいると苦しくて

(いっそにげるようにとじこもってたのはぼくだった)

いっそ逃げるように　閉じこもってたのは僕だった

(ふいにこぼれたなみだがつれだしてくれた)

不意にこぼれた涙が　連れ出してくれた

(ほしをてにあつめてつなげたひかりのぺんでこのそらに)

星を手に集めて　繋げた光のペンで　この空に

(せかいのどこからでもみあげればそこにうかぶめっせーじ)

世界のどこからでも　見上げれば　そこに浮かぶメッセージ

(いっしゅんでえがけるのさこころのなかでなら)

一瞬で描けるのさ　心の中でなら

(いきぐるしいじぶんのそとがわにいめーじのとびらがひらいてる)

息苦しい自分の外側に　イメージの扉が開いてる

(きみはぼくのこころうまれたときからともにいきてる)

君は僕の心　生まれた時から共に生きてる

(ぼくのほうがよわいからきみのせいにばかりしてきたけど)

僕の方が弱いから　君のせいにばかりしてきたけど

(つよくなれないひもあるやさしくなれないひもあるけど)

強くなれない日もある　優しくなれない日もあるけど

(いつわらないきみをずっとこのむねにだきしめていたい)

偽らない君を　ずっとこの胸に抱きしめていたい

(こころがいきているならだれもひとりじゃない)

心が生きているなら　誰も一人じゃない