美・・・EGOISM

(たいしゅうはわらうしゅうあくなかおで)

大衆は笑う　醜悪な顔で

(むれをなすさまはさながらぶたのよう)

群れを成す様は　さながら豚のよう

(げせわもおろかもきえてしまえばいい)

下世話も愚かも消えてしまえばいい

(ぼくのびがくにそぐわないのならば)

僕の美学にそぐわないのならば

(ぼくこそがうつくしい)

僕こそが美しい...

(だれもかなわないぼくのかおかみからだぜんぶ)

誰もかなわない　僕の顔、髪、体全部

(はなよりもかれいつきよりうるわしいそうさこんなに)

華よりも華麗　月より麗しい　そうさ...こんなに！

(ぜったいあくとはけがらわしいむちつじょ)

絶対悪とは　穢らわしい無秩序

(すべてうつくしさのもとにはいじょしよう)

すべて美しさのもとに排除しよう

(むいみなきょうそうにひごうりなよきょう)

無意味な狂騒に　非合理な余興

(おどらされるならまさにぐしゃのあかし)

踊らされるなら　まさに愚者の証

(ぶざまもあほうもほろぼしてしまえ)

無様も阿呆も滅ぼしてしまえ

(あとにのこるはうつくしさだけだろう)

後に残るは美しさだけだろう

(それこそしんのせいぎ)

それこそ真の正義...

(だれもうばえないぼくのこえゆめしぐさぜんぶ)

誰も奪えない　僕の声、夢、仕草全部

(かぜよりもきよくみずよりじゅんじょうにそうさなにより)

風よりも清く　水より純情に　そうさ...なにより！

(ひつようあくともみられるのもまたいっきょう)

必要悪とも　見られるのもまた一興

(すべてうつくしさのもとにしたがえよう)

すべて美しさのもとに従えよう

(びがくなきものがいまいましいのさ)

美学なきものが忌々しいのさ

(しかいをよごすむかちなものたちよ)

視界を汚す　無価値なものたちよ

(さあおしえてあげましょう)

さあ教えてあげましょう...

(だれもかなわないぼくのかおかみからだぜんぶ)

誰もかなわない　僕の顔、髪、体全部

(はなよりもかれいつきよりうるわしいそうさこんなに)

華よりも華麗　月より麗しい　そうさ...こんなに！

(ぜったいあくとはちつじょもないきみたち)

絶対悪とは　秩序もない君たち

(ぼくのうつくしいこのてでけしてやろう)

僕の美しいこの手で消してやろう