水箱
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歌詞(問題文)
(うすいまくがはっていたんだ)
薄い膜が張っていたんだ
(こころのおととおく)
心の音 遠く
(ひとりへやでひざをかかえ)
ひとり部屋で 膝を抱え
(すんだあおにみちて)
透んだ青に 満ちて
(とどかないてをのばす)
届かない 手を伸ばす
(しずむしんじゅをみつめていた)
沈む真珠をみつめていた
(ゆるしてとねがったら)
許してと願ったら
(かがみのなかのきみがわらったんだ)
鏡の中の君が笑ったんだ
(きみがいなくなってはじめてきづく)
君がいなくなって初めて気付く
(どれだけきずつけただろう)
どれだけ傷つけただろう
(きみのこえがへやにこだまするんだ)
君の声が部屋に木霊するんだ
(ふゆうするきおくむゆうのひ)
浮遊する記憶 夢遊の日
(あさぎいろのゆめをみれば)
浅葱色の夢を魅れば
(うすれていくいたみ)
薄れていく痛み
(こおったままでさびついてる)
凍ったままで錆び付いてる
(とけいのらせんまくの)
時計の螺旋 巻くの
(みみもとでささやいた)
耳元で囁いた
(あまくひびくあいのことだま)
甘く響く愛の言霊
(つみぶかきしんじつが)
罪深き真実が
(きみのそんざいだけがやみをはらう)
君の存在だけが 闇を払う
(うたごえをなくしてはじめてきづく)
歌声を無くして初めて気付く
(ほんとうのわたしはどこ)
本当の私は何処？
(おもいをせんりつでとどけたいのに)
想いを旋律で届けたいのに
(さけぶめろでぃーはきえていく)
叫ぶメロディーは消えていく
(きみのなをよびつづけおちてゆく)
君の名を呼び続け 堕ちてゆく
(ひとつだけかなうなら)
一つだけ叶うなら．．．
(きみがいなくなったへやはまるで)
君がいなくなった部屋はまるで
(あおくとじたみずばこ)
青く閉じた水箱
(きみがいないとねむれない)
君がいないと眠れない
(らいなすのもうふにつつまれていたい)
ライナスの毛布に包まれていたい
(ああそばにいて)
ああ、傍にいて。
(それだけじゃいけないの)
それだけじゃいけないの？
(ああそれならいっそ)
ああ、それならいっそ
(うたかたへけしさって)
泡沫へ消し去って。
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