ユダの自殺

(あおざめたあいつのかおあれじゃむごすぎるじゃないか)

青褪めたあいつの顔　あれじゃ惨過ぎるじゃないか

(なんどもむちうたれたのだこれからみんながだれを)

何度も鞭打たれたのだ　これから皆が誰を

(せめるのかわたしはしってる)

責めるのか私は知ってる

(できることならばだれもくるしめたくない)

出来る事ならば誰も　苦しめたくない

(すくいたいのだ)

救いたいのだ

(たくさんだいいわけなんかこうかいをしているのか)

沢山だ言い訳なんか　後悔をしているのか

(みんなやつにせをむけたおまえのしたことはただしい)

皆奴に背を向けた　お前のしたことは正しい

(おまえはすくったいすらえるをかたりつがれてゆくだろう)

お前は救ったイスラエルを　語り継がれて行くだろう

(たったいちどのくちづけでかねをもらうのもわるくない)

たった一度の口づけで　金を貰うのも悪くない

(くらいすとあなたがのぞむことならばなんでもするだろう)

クライスト　貴方が望む事ならば　何でもするだろう

(くらいすとくにもうろうひとごろしのおめいもきよう)

クライスト　国も売ろう　人殺しの汚名も着よう

(つみなきひとのちをあびてわたしはゆくのだどろのなか)

罪無き人の血を浴びて　私は行くのだ泥の中

(つみなきひとのちをあびてあしたからは)

罪無き人の血を浴びて　明日からは

(おちておちてじごくへ)

落ちて落ちて　地獄へ

(わたしはわからないどうしてあげたらいいのか)

私は分からない　どうしてあげたら良いのか

(やつはただのおとこおうさまじゃない)

奴は唯の男　王様じゃない

(おなじただのおとこだどうしてあいしたのか)

同じ唯の男だ　どうして　愛したのか

(わたしはあいつがしんでもいきていられるか)

私はあいつが死んでも　生きていられるか

(ああいられるか)

ああ　いられるか

(こころのなかはやみだまいごっど)

心の中は闇だ　マイゴッド

(わたしはあなたにりようされたのだまいごっど)

私は貴方に利用されたのだ　マイゴッド

(あなたはなぜわたしをえらばれた)

貴方は　何故私を選ばれた

(なぜだなぜだ)

何故だ　何故だ

(なぜだ)

何故だ

(なぜだ)

何故だ

(なぜだ)

何故だ

(さよならゆだ)

さよならユダ

(あわれなゆだ)

哀れなユダ

(さよならゆだ)

さよならユダ

(あわれなゆだ)

哀れなユダ

(さよならゆだ)

さよならユダ

(あわれなゆだ)

哀れなユダ