だいじょうぶ

(こんなぼろぼろの)

こんなボロボロの

(こうふくろんをかざしても)

幸福論をかざしても

(だいやもんどのかがやきには)

ダイヤモンドの輝きには

(まさりそうもありませんが)

勝りそうもありませんが

(ぼくのせいいっぱいです)

僕の精一杯です

(あいされたいとこごえ)

「愛されたい」と凍え

(ひえきったこどくをもちあまして)

冷え切った孤独を持ち余して

(なんとなくすぎていくひびに)

なんとなく過ぎていく日々に

(むりょくかんをかんじていました)

無力感を感じていました

(かぜのないばしょにおかれて)

風のない場所に置かれて

(すねているはたみたいなぼくが)

拗ねている旗みたいな僕が

(ひねりだしたこたえは)

ひねり出した答えは

(まってないではしりだすということ)

「待ってないで走り出す」ということ

(きっとよろこびにむかい)

きっと喜びに向かい

(はしってゆくそのとちゅうには)

走ってゆくその途中には

(なみだがとまらない)

涙が止まらない

(ながいながいよるもあるでしょうが)

長い長い夜もあるでしょうが

(なみだのとめかたなんて)

涙の止め方なんて

(ぼくはしりません)

僕は知りません

(しりたくもない)

知りたくもない

(ずっとこのかぜのなかで)

ずっとこの風の中で

(ぼくらしくいきてうたえればいい)

僕らしく生きて歌えればいい

(きらりまぶしくたいようがのぼり)

きらり　まぶしく太陽が昇り

(ただめのまえのことにむちゅうになる)

ただ目の前のことに夢中になる

(けれどもすぐには)

けれどもすぐには

(どりょくはむくわれない)

努力は報われない

(うんやめぐりあわせ)

運や巡り合わせ

(うまくいかないことばかり)

うまくいかないことばかり

(けっかとゆうもの)

結果とゆうもの

(だせないじぶんが)

出せない自分が

(だんだんいやになって)

段々嫌になって

(なぜせいいっぱいやったじぶんを)

なぜ精一杯やった自分を

(せめるんですかといわれ)

責めるんですか？と言われ

(そのあなたのひとことが)

そのあなたの一言が

(むねのおくしまいきれずにないた)

胸の奥しまい切れずに泣いた

(なみだのとめかたなんて)

涙の止め方なんて

(ぼくはしりません)

僕は知りません

(しりたくもない)

知りたくもない

(なみだのはてにはきっと)

涙の果てにはきっと

(おおきなこえでわらうぼくがいる)

大きな声で笑う僕がいる