僕にできること

(こたえのないひびにためいきもらすたび)

答えのない日々に　溜息漏らす度

(ほんとうのぼくはもう)

本当の僕はもう

(みえなくなっちゃった)

見えなくなっちゃった

(みみをすましても)

耳を澄ましても

(きこえないきみのこえ)

聞こえない君の声

(おいかけてきょうもあるきつづける)

追いかけて今日も　歩き続ける

(つたえられずにいたおもいは)

伝えられずにいた想いは

(ときをへてさなぎになって)

時を経て　蛹になって

(はねひろげやがてとびたつ)

羽広げやがて飛び立つ

(わすれないたいせつな)

忘れない　大切な

(ひとつひとつ)

ひとつ　ひとつ

(とどくかなこのおもい)

届くかな　この想い

(どうかいつか)

どうか　いつか

(ちっぽけなこのぼくにできること)

ちっぽけなこの僕にできること

(すこしずつでもつたえてみたいんだ)

少しずつでも　伝えてみたいんだ

(あるきつかれてたちどまったじゅうじろ)

歩き疲れて　立ち止まった十字路

(なつかしいにおいのする)

懐かしい匂いのする

(はながさいていた)

花が咲いていた

(いくつかのにがいおもい)

いくつかの苦い想い

(こぼれてしまわぬよう)

こぼれてしまわぬよう

(ぽけっとにつめこんでたびはつづく)

ポケットに詰め込んで　旅は続く

(まわりみちよりみち)

回り道　寄り道

(なんどもしちゃったけど)

何度もしちゃったけど

(もうすぐたどりつく)

もうすぐ辿り着く

(みらいとかこがであうばしょへ)

未来と過去が　出会う場所へ

(さがしてたなくしてた)

探してた　なくしてた

(ひとつふたつ)

ひとつ　ふたつ

(すれちがうなまえなき)

すれ違う　名前なき

(ひとりふたり)

ひとり　ふたり

(きっとまだきづかないことばかり)

きっとまだ　気づかないことばかり

(こたえをてらすひかりはどこにある？)

答えを照らす　光はどこにある？

(わすれないたいせつなひとつ)

忘れない　大切な　ひとつ

(とどくかなこのおもい)

届くかな　この想い

(どうかいつか)

どうか いつか

(ちっぽけなこのぼくにできること)

ちっぽけなこの僕にできること

(すこしずつでもつたえたい)

少しずつでも伝えたい

(かなわないねがいなどないさきっと)

かなわない 願いなどないさ きっと

(とどいたよそのおもい)

届いたよ その想い

(つよくふかく)

強く　深く

(たったいまこのぼくにできること)

たった今　この僕にできること

(あともうすこしつづけてみたいんだ)

あともう少し　続けてみたいんだ